「池上遼一の漫画」は劇画界の巨匠とも言われる漫画家・池上遼一による作品で、主に小学館の『ビッグコミックスペリオール』に掲載されています。
ここでは「池上遼一の漫画」の作風とお勧めの作品を紹介します。
「池上遼一の漫画」の作風ついて簡単に説明
一目見て池上遼一だと分かる写実的な絵と、端正な顔立ちの主人公が多いのが特徴。
デビュー初期の少年漫画雑誌時代はストーリーも制作していましたが、それ以降はほぼ原作者付きで作画を行っています。
取り上げる世界はアウトローなものが多く、強大な権力に立ち向かっていくような重厚なストーリーです。
「池上遼一の漫画」のお勧め
通販でも「池上遼一の漫画」は購入できます。
お勧めの作品を3点紹介します。
「サンクチュアリ」
史村翔原作・池上遼一作画。
1990年から1995年に小学館の『ビッグコミックスペリオール』にて連載されていました。
主人公の暴力団会長の北条彰、国会議員の秘書の浅見千秋は幼いころにカンボジアを脱走してきたという過去を持ちます。
2人は友情で結ばれながら政治という表の世界・極道という裏の世界に別れ腐敗した日本を変革し、平和を世界に広げ「サンクチュアリ(聖域)」を作るという信念の元突き進んでいきます。
1995年に実写映画化されました。
「HEAT-灼熱-」
武論尊原作・池上遼一作画。
1998年から2004年に小学館の『ビッグコミックスペリオール』にて連載されていました。
新宿・歌舞伎町を舞台とし、「気に食わない奴は殴る!」が信条の唐沢辰巳が、警察や暴力団を相手に成りあがっていくストーリー。
巨大な権力にもひるまず屈しない男・唐沢が魅力的です。
全17巻、2004年に実写映画化されました。
「トリリオンゲーム」
原作は『週刊少年ジャンプ』で「アイシールド21」や「Dr. STONE」を連載していた稲垣 理一郎。
作画にベテランの池上遼一を起用し、異色のタッグと話題となりました。
ITに強いが内気な平学(ガク)とコミュ力と度胸が最強の天王寺陽(ハル)は、中学時代に出会い大学卒業時にタッグを組み起業します。
正反対の2人による大富豪への成りあがりビジネスストーリーです。
2021年より小学館の『ビッグコミックスペリオール』にて連載しており、2023年に実写ドラマ化。
またアニメ化されることも発表されています。
まとめ
「池上遼一の漫画」はリアルで端正な絵と男たちの熱い魂のストーリーが魅力。
こちらを参考に、ぜひお気に入りの作品を見つけてみてください。