「池本幹雄」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「池本幹雄」のお勧めの作品を紹介します。
「池本幹雄」について簡単に説明
「池本幹雄」とは、京都出身で、1977年1月13日生まれの漫画家です。
池本幹雄は、1997年に『週刊少年ジャンプ』の新人コンクール「天下一漫画賞」に投稿した作品『COSMOS』で入選し、同誌の30号に掲載されてデビューを果たしたことで知られます。
この作品は、宇宙を舞台にしたSFアクションで、独特の画風とセンスが話題を呼びました。
同年6月からは別の雑誌『PLASMA』で『COSMOS』を2年間連載しました。
1999年には、同じタイトルで主人公も同じだが内容が異なる新作読切『COSMOS』を『週刊少年ジャンプ』の20号に掲載しました。
「池本幹雄」のお勧め
「池本幹雄」のお勧めの商品を2種類紹介します。
「COSMOS」
池本幹雄のデビュー作であり、週刊少年ジャンプに2回掲載された読み切り漫画です。
第一部は1997年30号、第二部は1999年20号に掲載されました。
物語は、麻薬と暴力がはびこるカオスな街「クレスタウン」で、気の合う仲間と喧嘩に明け暮れる少年バド・ワイザーを中心に展開します。
バドは、街の鼻つまみ者であり、「愚者(フール)」と呼ばれています。
彼は自分の存在意義を探すために、街の秘密や自分の過去に迫っていきます。
COSMOSは、池本幹雄の独創的な世界観やキャラクター造形が評価された作品であり、ジャンプ読み切り漫画の歴史的名作とも呼ばれています。
「BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-」
BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-は、岸本斉史の大ヒット作品「NARUTO -ナルト-」の続編であり、池本幹雄が作画を担当している漫画です。
原作・監修は岸本斉史、脚本は小太刀右京が務めています。
物語は、忍者の里・木ノ葉隠れの里で平和な時代を迎えた後、第七代火影となったうずまきナルトの息子・うずまきボルトを主人公に据えています。
ボルトは父親との確執や仲間との絆を通して成長していきますが、新たな敵や謎が次々と現れます。
BORUTOは、2016年から週刊少年ジャンプで月1回の形式で連載されていましたが、2019年からVジャンプに移籍して連載しています。
まとめ
「池本幹雄」の魅力は、センスにあふれた絵とシャレオツなストーリーとセリフ、演出です。
彼はスクリーントーンを使わず白と黒で表現することが多く、松本大洋や鳥山明などの影響が見られます。
彼の描くキャラクターや背景は細かく書き込まれているにもかかわらず、漫画として読みやすく、キメのコマの構図も素晴らしいです。
ぜひ、マルチな才能を誇る池本幹雄の作品を楽しんでみましょう。