「伊藤結花理」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「伊藤結花理」のお勧めの作品を紹介します。
「伊藤結花理」について簡単に説明
「伊藤結花理」とは、埼玉県出身で、1960年2月23日生まれの漫画家です。
埼玉県立浦和第一女子高等学校を卒業後に、慶應義塾大学仏文科に進学したことで知られます。
1983年に「mrからふるmissみるく」でデビューし、『少女コミック』などの雑誌で活躍しました。
ロックバンドのボーカルをしながらアクション漫画家を目指していたそうですが、少女漫画雑誌でデビューしてからもその後も活躍しました。
「伊藤結花理」のお勧め
「伊藤結花理」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「BAD MOON」
美しい少年・ミハイルとその従者・アレクセイが、吸血鬼や狼男などの「夜の一族(ナイト・ピープル)」たちと戦いながら、世界中を旅する物語です。
ミハイルは、自分の出生の秘密や運命に翻弄されながらも、愛と正義を貫こうとする勇敢な主人公です。
アレクセイは、ミハイルに忠誠を誓い、彼を守るために命を懸ける忠実な従者です。
2人の絆は深く、時には恋愛感情にも似たものが芽生えます。
ゴシックで華麗な世界観やキャラクター、スリリングでロマンチックなストーリーが魅力的な作品です。
「NOVA【生命の航海者〜バイオボイジャー〜】」
オートバイ事故で最愛の恋人・遥子を失った丈二が、遥子と瓜二つの少女・ノヴァと出会うことから始まるサスペンス&ホラーの物語です。
ノヴァは、1年前にかかった熱病が原因で記憶喪失になっており、自分の正体や過去を知りません。
丈二は、ノヴァが遥子と関係があるのではないかと思い込みますが、実はノヴァはある秘密組織によって生み出された人工生命体でした。
丈二とノヴァは、追ってくる敵から逃げながら、真実を探ろうとします。
バイオテクノロジーの可能性や危険性を描きながら、愛と生命の尊さを問いかけてくる作品です。
「ブラディーM〜真紅の魔女〜」
魔女狩りの時代に十字架にかけられた最強の魔女・Mが、使い魔・ベリルと共に転生を繰り返しながら、その時代の闇と対峙する物語です。
Mは、自分の力を恐れる人間たちから迫害されながらも、正義感や慈悲心をもって生きます。
しかし、彼女は自分が何者なのか、何故転生するのかを知りません。
彼女は自分の過去や目的を探す旅に出ますが、その道中で様々な敵や味方に出会います。
この作品は、伊藤結花理の代表作であり、美麗カラー原稿も完全復活した完全版で登場しています。
全5巻で完結しました。
まとめ
「伊藤結花理」は、漫画家としてだけでなく、小説家やイラストレーターとしても活動しました。
「銀の闇」は彼女の唯一の小説作品で、田村由美がイラストを担当しました。
また、「歌舞伎入門」は、松井今朝子の原作に基づいて描いたイラスト入りの解説書で、歌舞伎の魅力をわかりやすく紹介しました。
多岐に渡ってコンテンツを生み出した伊藤結花理の作品をぜひ楽しんでみましょう。
