「金平守人」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「金平守人」のお勧めの作品を紹介します。
「金平守人」について簡単に説明
「金平守人」とは、兵庫県姫路市出身で、1969年生まれの漫画家です。
初期のペンネームはたけくらヤマトでした。
芦屋芸術学院専門学校を卒業後、『週刊ヤングジャンプ』でデビューを果たしました。
1996年には『姫野路先生の野望』で第3回アスキー漫画大賞準入選を受賞しました。
その後、石川サブロウの元アシスタントとして活動しました。
代表作には、『金平劇場』『エロ漫の星』『我が妻との闘争』『この○○がエロい!!』などがあります。
最近では、『少年画報社版 人物日本の歴史 三峯徹』や『グッケンハイブ』などの作品を手掛けています。
「金平守人」のお勧め
「金平守人」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「少年画報社版 人物日本の歴史 三峯徹 」
成年マンガ誌のハガキ職人として知られる三峯徹の半生を紹介する漫画です。
偉人を紹介する学習まんがの体裁で、三峯さんの少年時代から現在までのエピソードを、美少女コミック研究家の稀見理都が監修し、三峯自身の振り返りコラムも交えながら描かれています。
2020年6月号から2022年11月号まで、少年画報社の『ヤングコミック』で連載されました。
この作品は、三峯ののエロマンガへの情熱や、成人雑誌の歴史や表現の豊かさを感じられます。
「金平劇場」
1998年にエンターブレインから出版されたギャグ漫画の短編集です。
金平守人は、個性がなく、ストーリーマンガがまったく描けないと自虐的に語る漫画家で、恥も外聞も捨てて開き直って熱筆をふるった作品が多く収録されています。
一部の読者に強烈な反感を買った「斬―ZAN―」をはじめ、悪い意味で読者を裏切る未消化な作品が、今、ここに集結しています。
「グッケンハイブ」
富沢義彦が原作、金平守人が漫画を担当する作品です。
2023年6月14日から小学館のサンデーうぇぶりで連載されています。
「グッケンハイブ」とは、グッケンハイム美術館のパロディで、世界中の奇抜な芸術作品を展示する美術館です。
この美術館には、様々な個性と才能を持つ芸術家たちが集まり、自分の作品を競い合います。
しかし、その中には、美術館のルールや常識を無視した、危険で破壊的な作品を作る者もいます。
そんな中、美術館の新人スタッフとしてやってきたのが、主人公の高校生・小林太郎です。
彼は、美術館の館長である祖父の頼みで、美術館の運営を手伝うことになります。
まとめ
「金平守人」の作品は、主に『月刊コミックビーム』や『ヤングチャンピオン』などの青年向け雑誌で連載されています。
萌え系美少女を得意とする一方で、劇画調やゆるキャラなど多彩な画風を持ち、それらを駆使したオタクをターゲットとしたシニカルで自虐的かつ確信犯的なパロディを軸にしたギャグ漫画を多く描いています。
ぜひ、さまざまな漫画を描く金平守人の作品を楽しんでみましょう。
