「樹崎聖」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「樹崎聖」のお勧めの作品を紹介します。
「樹崎聖」について簡単に説明
「樹崎聖」とは、兵庫県西宮市出身で、1965年2月1日生まれの漫画家です。
大阪芸術大学デザイン科を卒業後、1987年に『週刊少年ジャンプ』のホップ☆ステップ賞に入選した『ff(フォルテシモ)』でデビューを果たしました。
その後、同誌で『ハードラック』や『とびっきり!』などの連載作品を手がけました。
樹崎聖は、青年誌にも活躍の場を広げ、『スーパージャンプ』で原作・梶研吾とのコラボ作品『交通事故鑑定人 環倫一郎』を2001年まで連載しました。
この作品は、後にJコミで無料配布されたり、実写3Dドラマ化されたりしました。
また、『月刊アフタヌーン』では、岡エリと共同執筆した長編読み切りシリーズ『ZOMBIEMEN』を不定期に連載しました。
「樹崎聖」のお勧め
「樹崎聖」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「交通事故鑑定人 環倫一郎」
アメリカで活躍する日本人の交通事故鑑定人・環倫一郎は、事故の現場に残された証拠や車の痕跡から、事故の原因や経緯を推理していきます。
倫一郎は、事故の裏に隠された人間の欲望や陰謀にも立ち向かい、正義を貫きます。
名車やバイクなどのカーモデルも豊富に登場し、カーマニアにも人気の作品です。
原作はノンフィクション作家の梶研吾さんです。
全18巻で完結しました。
「とびっきり!」
大ホラ吹きの高校生・空は、転校先の不良高校で、番格の大場敬太郎をまぐれで倒してしまいます。
そのことでボクシング部に入部させられた空は、自分を信じてくれる少女・真那のために、大場との対決に挑みます。
しかし、空はボクシングの素人であり、大場は全国大会出場経験のある実力者でした。
空は、ボクシングの技術や精神を身につけていくことができるのか?という青春と熱血のボクシング漫画です。
全5巻で完結しました。
「ZOMBIEMEN」
ゾンビになってしまった人間たちが、生き残りをかけて戦うサバイバルアクションです。
ゾンビ化した人間は、自分の意思や記憶を失わずに、人間としての生活を続けようとします。
しかし、ゾンビは人間の肉を食べなければ生きられない。
ゾンビたちは、どうやって生きる道を見つけるのかという作品です。
共同執筆者は、漫画家の岡エリです。
全4巻で完結しました。
まとめ
「樹崎聖」は、漫画家としてだけでなく、漫画教育や漫画界の問題点にも関心を持っています。
東京デザイナー学院で非常勤講師を務めた経験をもとに、『10年メシが食える漫画家入門』や『カタルシスプラン』などの漫画演出指南本を出版しました。
ぜひ、さまざまな舞台で活躍する樹崎聖の作品を楽しんでみましょう。