北爪 宏幸は、アニメーター、キャラクターデザイナーそして漫画家です。
東京都目黒区出身で、あの東京デザイナー学院アニメ科(現:専門学校東京クールジャパン)で基礎をしっかり学んできた人です。
1980年代後半を代表するキャラクターデザイナーの一人と言えるでしょう。
代表作は『機動戦士ガンダムΖΖ』『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』『モルダイバー』など。
北爪 宏幸の世界
北爪 宏幸は、2001年以降は漫画家としても活躍しますが、初期の頃のアニメーター、キャラクターデザイナーとしての足跡は非常に大きなものです。
1985年のテレビアニメ『機動戦士Ζガンダム』では、作画監督の中心として活躍。
キャラクターデザイナーの安彦良和に代わってアニメ雑誌の表紙イラストを描き、その年に発売された月刊アニメ雑誌72冊中12冊の表紙を描く記録を打ち立てています。
『機動戦士ガンダムΖΖ』『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』ではキャラクターデザインを担当し、人気アニメーターの地位を築き上げてきました。
だから、コアなファンの中には、「漫画を書かせるのは、勿体ない・・」というような声もあったくらいでした。
「北爪 宏幸の漫画」のお勧め
北爪 宏幸の漫画は、アマゾン等ネットでも沢山取り扱われています。
北爪 宏幸の漫画のなかで、人気のある3作品についてご紹介します。
『機動戦士ガンダム C. D. A. 若き彗星の肖像』(きどうせんしガンダム Char’s Deleted Affair わかきすいせいのしょうぞう)
アニメ『機動戦士ガンダム』のキャラクターであるシャア・アズナブルを主人公に、後にクワトロ・バジーナとしてエゥーゴに身を投じるまでの一年戦争終結からグリプス戦役にかけての空白の7年間を、主にハマーン・カーンとの関係に主軸を置いて描いた作品。
『機動戦士Ζガンダム Define』(きどうせんしゼータガンダム ディファイン)
角川書店のガンダムシリーズ専門誌『ガンダムエース』2011年8月号より連載中。
第13巻よりタイトルを『機動戦士Ζガンダム Define シャア・アズナブル 赤の分水嶺』に変更して刊行されている。
『機動戦士ガンダム C. D. A. 若き彗星の肖像』の設定を引き継ぎ、クワトロ・バジーナことシャア・アズナブルの目線から『機動戦士Ζガンダム』を再構成した内容となっています。
機動戦士Zガンダム フォウ・ストーリー そして、戦士に… (角川スニーカー文庫) Kindle版
一年戦争で家族と記憶を失った少女は、あるきっかけでニュータイプ研究所のひとつに引き取られる。
被験者番号04「フォウ」と名付けられたその少女には、・・・・
まとめ
北爪 宏幸(きたづめ ひろゆき)の名前は知らなくても、『機動戦士ガンダム』のイラストを知らない人はいません。
その類稀なキャラクターデザイナーセンスが盛り込まれた「ガンダム漫画」が面白くないはずがありません。
是非、手に取って、独特の世界観に浸ってみてください。
読み手の期待を裏切らないはずです。