「大島やすいち」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「大島やすいち」のお勧めの作品を紹介します。
「大島やすいち」について簡単に説明
「大島やすいち」とは、京都府京都市出身の漫画家です。
主に少年漫画や青年漫画を描いており、代表作には『おやこ刑事』や『バツ&テリー』などがあります。
大島やすいちの作品は、多彩なジャンルにわたっています。
スポーツ、刑事、ギャグ、時代劇、歴史など、さまざまなテーマを取り上げています。
その中でも、特に人気の高い作品は、『バツ&テリー』です。
この作品は、第8回講談社漫画賞少年部門を受賞し、アニメーション映画化もされました。
「大島やすいち」のお勧め
「大島やすいち」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「おやこ刑事」
原作が林律雄、作画が大島やすいちによる漫画作品です。
1977年から1981年まで週刊少年サンデーに連載されました。
テレビドラマ化もされた人気作品です。
小柄で女好きの父・柴田勘太郎と、大の女嫌いで美男子の息子・柴田文吾の親子が、下ノ町署捜査課の個性豊かな刑事たちと共に、様々な事件に挑んでいくというものです。
文吾は女性が近づくとアレルギーのジンマシンが出来てしまうのですが、同僚の紅一点・大西操にだけは反応しなくなり、最終的には結婚することになります。
おやこ刑事の特徴は、人情味あふれるストーリーと、コミカルなタッチの作画です。
「バツ&テリー」
1982年から1987年にかけて講談社の週刊少年マガジンにて連載された作品です。
1984年には第8回講談社漫画賞少年部門を受賞しました。
この作品は、野球と喧嘩に強い高校生コンビの抜刀軍(バツ)と一文字輝(テリー)の活躍を描いたものです。
バツとテリーは海峰高校野球部のバッテリーで、縛られるのを嫌い自由に生きています。
そんな彼らが思い詰めていた少女アンと知り合ったことから、暴走族の抗争に巻き込まれていきます。
「剣客商売」
無外流という剣術の達人である秋山小兵衛とその息子の大治郎を主人公として、江戸時代の人情や事件に関わっていく様子を描いた作品です。
小兵衛は老いてもその実力は衰えず、悪には容赦なく、弱者には優しく、粋な人柄で人気があります。
大治郎は父の教えを受けて剣客として成長していき、女剣士の佐々木三冬と結婚します。
小兵衛と大治郎は、それぞれの立場で江戸の町を守るために奮闘します。
まとめ
「大島やすいち」の作風は、独特のタッチとリアルな描写が特徴で、登場人物の感情や動きを鮮やかに表現しています。
また、ユーモアやパロディも多く取り入れており、読者を楽しませています。
ぜひ、豊富な表現で漫画を描く大島やすいちの作品を楽しんでみましょう。