「大城のぼる」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「大城のぼる」のお勧めの作品を紹介します。
「大城のぼる」について簡単に説明
「大城のぼる」とは、東京出身で、1905年生まれの漫画家です。
大城のぼるは、1931年に『学年別童話漫画』で漫画家としてデビューし、その後は、中村書店から多くの作品を発表しました。
その中には、『愉快な探険隊』や『チン太二等兵』などのコミカルな作品や、『汽車旅行』や『愉快な鉄工所』などの教育的な作品があります。
戦後は、集英社の『おもしろ文庫』や『おもしろ漫画文庫』などで作品を発表しました。
その中には、『少女白菊』や『新州天馬侠』などの歴史的な作品や、『戦国鉄覆面』や『ロケットパンチスター』などのファンタジーな作品があります。
「大城のぼる」のお勧め
「大城のぼる」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「火星探検」
昭和15年に中村書店から刊行されたSF漫画です。
原作は旭太郎、画は大城のぼるです。
この作品は、正しい科学的知識に基づいた火星への探険を描いたもので、日本SF史上先駆的な古典名作として高い評価を得ています。
手塚治虫、松本零士、小松左京、筒井康隆など多くの漫画家や作家に影響を与えたことでも知られています。
また、この作品は、2005年に小学館クリエイティブから復刻版が出版されました。
1941年には続編として「汽車旅行」という作品も発表されています。
「少女白菊」
1954年に集英社のおもしろ文庫で発表した漫画作品です。
戦時中の日本を舞台に、父親を戦争で失った少女・白菊と、彼女を取り巻く人々の悲喜劇を描いています。
細密な描写や映画を意識したカメラアングルなどを用いて、劇画の先駆的な表現が見られます。
大城のぼるは、日本の昭和・平成期の漫画家で、代表作には『火星探険』や『汽車旅行』などがあります。
『少女白菊』は、大城のぼるの戦後の作品の1つです。
「愉快な鐵工所」
昭和16年に中村書店から刊行された漫画です。
この作品は、SF的手法を駆使しながら当時の読者に正しい科学的知識とファンタジックな夢を与えた傑作とされています。
漫画史的にも貴重な作品です。
この作品は、大城のぼるの代表作の1つで、既刊の「火星探険」「汽車旅行」とあわせて著者の三部作といわれています。
この三部作は、小学館クリエイティブから復刻版が出版されており、現在でも入手可能です。
まとめ
「大城のぼる」は、日本の漫画史において重要な存在であり、その作品は現在でも読み継がれています。
『火星探険』や『汽車旅行』や『愉快な鉄工所』などの作品は、小学館クリエイティブから復刻版が出版されています。
ぜひ大城のぼるのさまざまな作品に触れてみましょう。
