「N村」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「N村」のお勧めの作品を紹介します。
「N村」について簡単に説明
「N村」とは、日本のイラストレーター、漫画家として活動する人物です。
他にN村雄飛、中村ゆうひという名前でも活動しています。
N村は、2008年1月、講談社BOX主催の第3回講談社BOX新人賞“流水大賞”であしたの賞を受賞し、以後講談社BOXの刊行作品や文芸誌『パンドラ』などでイラストレーターとして活躍していることで知られます。
『パンドラ』の執筆者紹介では、キャッチコピーとして「ザ・リビドー・クリエーター」と書かれています。
N村は小説の表紙イラストや挿絵も多数手がけており、『マッドドリーム・アンド・マジカルワールド』、『428~封鎖された渋谷で~』、『ノワール・レヴナント』、『フラッガーの方程式』、『失恋覚悟のラウンドアバウト』などの作品に参加しています。
「N村」のお勧め
「N村」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「週刊少年ガール」
N村が中村ゆうひ名義で描いた作品です。
2013年から2015年まで、マガジンSPECIALで連載されていました。
全3巻で、各巻には読み切りのショート・オムニバス形式のストーリーが収録されています。
毎回異なるヒロインが登場し、初恋と青春の不思議現象に見舞われるという内容です。
ちょっとSFでとってもキュートな恋の結末を描いています。
この作品の特徴は、毎回読み切りであることと、毎回異なるヒロインが登場することです。
ヒロインたちは、自分の気持ちを伝えるために奇想天外な行動に出たり、不思議な能力を発揮したり、時には危険な目に遭ったりします。
しかし、最後には何とか幸せな恋の結末を迎えることができます。
「印西“あるある”4コマ」
千葉県印西市のPRサイト「MAKE INZAI ORIGINAL」で連載されている4コマ漫画です。
作者は印西市出身の漫画家・中村ゆうひです。
この漫画は、印西市の住民や観光客から募集した「印西あるある」というエピソードをもとに、宇宙人のアルが地球の文化に触れながら印西市の魅力を発見するというストーリーです。
「月の夜だけ」
N村の描いた短編漫画です。
この作品は、講談社BOXの文芸誌『パンドラ』のVol. 2 SIDE-Aに掲載されました。
この作品は、月の夜にだけ現れる不思議な少女と、彼女に惹かれる少年の物語です。
N村は、この作品で第3回講談社BOX新人賞“流水大賞”のあしたの賞を受賞しました。
N村の独特なタッチと色彩感覚で描かれた幻想的な世界観と、切ない恋心を表現したストーリーが魅力です。
まとめ
「N村」は、漫画家としてだけでなく、小説表紙イラスト・挿絵などの仕事でも、さまざまな作品に携わっています。
また、小学校の卒業式の壇上で、「漫画家になりたい」と将来の夢を宣言するなど、漫画を愛しています。
そんなN村の作品に、ぜひ一度触れてみましょう。
