「鬼窪浩久」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「鬼窪浩久」のお勧めの作品を紹介します。
「鬼窪浩久」について簡単に説明
「鬼窪浩久」とは、長野県出身で、1964年1月7日生まれの漫画家です。
主に青年誌や成人誌で活動しています。
荒木飛呂彦や原哲夫のアシスタントを務めた経験で有名です。
デザイン学校に在学中に、「北斗の拳」のアシスタントとして漫画業界に入りました。
その後は、「ジョジョの奇妙な冒険」のアシスタントを経て、1989年にスーパージャンプにて、「変人偏屈列伝」(荒木飛呂彦原作、藤井伸幸共同執筆)でデビューを果たしたことで知られます。
鬼窪浩久は、歴史や伝記などを題材にした作品を多く手がけています。
また、女性の裸体や性描写なども積極的に描いていることも特徴的です。
さらには、「影武者徳川家康」という作品も代表作として有名です。
「鬼窪浩久」のお勧め
「鬼窪浩久」のお勧めの商品を4種類紹介します。
「変人偏屈伝」
荒木飛呂彦との共著で、歴史上の変わり者や偏屈者たちを描いたコミックエッセイです。
タイ・カッブやフィリップ・ロティなどの人物が登場し、彼らの奇行やエピソードが紹介されます。
絵がリアルで迫力があり、読んでいて驚かされることが多い作品です。
「ヒートアイランド」
垣根涼介との共著で、近未来の東京を舞台にしたサスペンスアクションです。
主人公は、暗殺者から逃れるために偽装死をした元刑事の星野です。
彼は、3200万円の賞金首になってしまったことを知り、追われる身となります。
一方、彼の妻は、夫の死を信じられずに探偵を雇って調査を始めます。
数奇な運命に翻弄される男女を描いた作品です。
「影武者徳川家康」
時代小説をコミカライズした作品です。
この作品は、徳川家康が関ヶ原の戦いで暗殺されたという仮定のもとに、その影武者である世良田二郎三郎が家康になりすまして天下統一を目指す物語です。
鬼窪浩久は、徳川家康の人生や政治を緻密に描きながら、影武者の苦悩や葛藤、そして家康の側室や忍者、石田三成や島左近などの登場人物との関係を鮮やかに描いています。
「ラーメン狩り」
世紀末麺道伝説という副題がついているコメディ漫画です。
主人公は、ラーメン好きの高校生・麺太郎です。
彼は、自称ラーメン評論家の父親に連れられて、日本各地のラーメン屋を巡ります。
しかし、そのラーメン屋には必ず何らかのトラブルが起こり、麺太郎は巻き込まれてしまいます。
笑える展開やオチが満載で、ラーメン好きにもおすすめです。
まとめ
「鬼窪浩久」は、一般誌のみならず、年誌や成人誌などで活動しており、原哲夫や荒木飛呂彦のアシスタントを務めた経験を活かしてさまざまな作品を手掛けています。
ぜひ、幅広いジャンルで活躍する鬼窪浩久の作品を楽しんでみましょう。