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「漆原友紀の漫画」のオススメは?ランキングや作風も含め簡単に解説

「漆原友紀の漫画」のオススメは? 色々な商品

「漆原友紀」はどのような作品を生み出したのでしょうか。

今回は、「漆原友紀」のお勧めの作品を紹介します。

「漆原友紀」について簡単に説明

「漆原友紀」とは、山口県出身の漫画家です。

漆原友紀は、『ぶ?け』(集英社)に吉山友紀名義で投稿を始め、後に志摩冬青名義で『ファンロード』(ラポート)にて活動しました。

大学中退後、漆原友紀名義の投稿作『蟲師』(単行本では『瞼の光』に改題)が1998年、アフタヌーン四季賞の四季大賞を受賞し、商業誌デビューを果たしました。

とりわけ、蟲師という作品は、2003年には文化庁メディア芸術祭・マンガ部門優秀賞、2006年には第30回講談社漫画賞・一般部門を受賞し、2007年には文化庁メディア芸術祭「日本のメディア芸術100選」マンガ部門に選出されました。

「漆原友紀」のお勧め

「漆原友紀」のお勧めの商品を3種類紹介します。

「蟲師」

動物でも植物でもない、生命の原生体「蟲」とそれを知る専門家「蟲師」を描いた作品です。

蟲は人間にさまざまな影響を及ぼす不思議な存在で、蟲師は蟲と人間との関係を調整する役割を担っています。

主人公のギンコは、蟲師として旅をしながら、さまざまな人々や蟲に出会い、その物語を紡いでいきます。

この作品は、ノスタルジックでどこか切ない世界観と、日常的に描かれる不可思議な現象が魅力的です。

また、漆原友紀の繊細で美しい画風も評価されています。

この作品は、2003年に文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、2006年に第30回講談社漫画賞一般部門を受賞しました。

また、2005年にはアニメ化され、2007年には実写映画化もされました。

「水域」

日照り続きで給水制限中の街で暮らす少女・川村千波が、豊かな水にあふれる村で少年・スミオと出会う夢を見るという物語です。

千波は夢の中の村が祖母の故郷だと知り、再び夢に行くことを願います。

しかし、夢だと思っていた村は実在し、そこでは雨が降り止まないという現象が起きていました。

千波はスミオや村の人々と交流しながら、水と記憶の秘密に迫っていきます。

「猫が西向きゃ」

「フロー」と呼ばれる奇妙な自然現象を処理するフロー業者・ヒロタと、アルバイトの智万ちゃん、そして「しゃちょう」(猫)が贈るストレンジなお仕事活劇です。

「フロー」とは、自然が間違えて起こす現象で、例えば三叉路が七叉路に増殖したり、物体の角が丸くなったり、鏡の中に鏡反転の世界が生まれたりするようなものです。

ヒロタたちはフローを元通りにするために奔走しますが、その過程でさまざまなトラブルや事件に巻き込まれていきます。

まとめ

「漆原友紀」の作風は、ノスタルジックでどこか切ない世界と、そこを舞台に不可思議なことをあくまで日常的に繊細に描く叙情的なものです。

作中では蟲を含め昆虫全般も描かれていますが、作者本人はゴキブリが苦手だと言っています。

ぜひ、質の高い漫画を生み出し続ける漆原友紀の作品を楽しんでみましょう。

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