「石原まこちん」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「石原まこちん」のお勧めの作品を紹介します。
「石原まこちん」について簡単に説明
「石原まこちん」とは、東京都出身で、1976年4月25日生まれの漫画家です。
都市伝説やUMAなどのオカルトに関心がある人物としても知られます。
彼の作品は、日常会話を切り取ったギャグ漫画やコミックエッセイが多く、独特の緩い空気感と軽妙な間と台詞回しで描かれます。
漫画家のキャリアとしては、東京都立園芸高等学校を卒業後、就職した会社を3日で辞めます。
その後、漫画家になるまでほぼフリーターやニート生活を送ります。
この体験は自伝的漫画『GENGO』にも反映されています。
そして、1995年、『SENTOUS』(銭湯ズ)が『週刊ヤングマガジン』に掲載され、漫画家デビューを果たします。
2000年から2007年まで、『ビッグコミックスピリッツ』に『THE3名様』を連載し、この作品は友人たちとファミリーレストランに集っていた実体験を基にしており、2005年には実写映像化もされました。
その他にも、『ムー』や『週刊SPA!』などの雑誌やウェブサイトで多数の作品を発表しています。
「石原まこちん」のお勧め
「石原まこちん」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「THE3名様」
ファミリーレストランに集まるフリーターの3人組が繰り広げる日常の会話を描いたギャグ漫画です。
ストーリーはありませんが、3人のキャラクターや言動が独特で面白く、社会風刺やオカルトなども取り入れています。
2000年から2007年まで『ビッグコミックスピリッツ』で連載され、その後も携帯コミックや電子書籍で続編が配信されています。
単行本は小学館から全10巻、Bbmfマガジンから「追加注文編」が1巻、アスキー・メディアワークスから「新装開店編」が2巻発売されています。
2005年には実写版のDVDも発売されました。
「GENGO」
石原まこちんの半自伝的作品で、幼少期から青年期までの作者の体験や思い出を描いたコミックエッセイです。
漫画家になる夢を追いながらも、就職活動や恋愛などに悩む若者の姿がリアルに描かれています。
1999年から2008年まで『週刊SPA!』で連載され、単行本は全9巻です。
「THE超人様」
『キン肉マン』とのコラボ作品で、超人たちがファミレスに集まってダラダラと会話するという設定です。
『THE3名様』と同じくストーリーはありませんが、超人たちのキャラクターや言動がパロディ的に描かれており、『キン肉マン』ファンには楽しむことのできる作品です。
『週プレNews』内で連載され、単行本は全5巻です。
まとめ
「石原まこちん」は、の作品は「日常会話を切り取った漫画やアニメ、映像作品」の先駆けとも言えるものであり、KADOKAWAが発行する月刊誌『ダ・ヴィンチ』では全く新しい流れの漫画として特集記事が掲載されたこともあります。
ぜひ、後につながる世代に多大な影響を与えた石原まこちんの作品を楽しんでみましょう。