「楳図かずお」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「楳図かずお」のお勧めの作品を紹介します。
「楳図かずお」について簡単に説明
「楳図かずお」とは、日本の漫画家・タレント・作詞家・作曲家として活動する人物です。
1955年に貸本漫画家としてデビューを果たし、『週刊少年サンデー』などに作品を発表しました。
代表作には『漂流教室』『まことちゃん』『わたしは真悟』『14歳』などがあります。
作品は恐怖ものからSF、ギャグもの、時代劇まで、少年もの、少女もの、青年ものを問わず幅広く描きましたが、一般にはホラー漫画の第一人者として知られています。
赤白のボーダー柄の服がトレードマークである人物です。
「楳図かずお」のお勧め
「楳図かずお」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「漂流教室」
1972年から1974年にかけて『週刊少年サンデー』に連載されたSFホラー漫画です。
ある日、小学校が突然未来の荒廃した世界に飛ばされてしまうという衝撃的な設定で、生き残りをかけた子供たちのサバイバルと心理描写が鮮烈に描かれます。
第20回小学館漫画賞を受賞し、映画やドラマなどにも多くの回数映像化されました。
「まことちゃん」
1976年から1981年にかけて『ビッグコミックスピリッツ』に連載されたギャグ漫画です。
主人公のまことちゃんは、天真爛漫でお調子者の小学生で、毎回さまざまなトラブルに巻き込まれます。
楳図かずおの代名詞ともいえる「グワシ」という効果音や「〜なのら」という語尾が特徴的で、当時社会現象を巻き起こしました。
「わたしは真悟」
1982年から1986年にかけて『ビッグコミックスピリッツ』に連載されたSF漫画です。
幼い頃に一緒に遊んでいたおもちゃのロボットが自我に目覚めてしまうというストーリーで、人間とロボットの愛と友情を描きます。
楳図かずおの作品では珍しく感動的なラストが印象的で、第45回アングレーム国際漫画祭遺産賞や文化庁長官表彰など多くの賞を受賞しました 。
まとめ
「楳図かずお」は、漫画家だけでなく、音楽や映画にも関心が深く、多彩な活動を行いました。
自作自演のLP『闇のアルバム』を発表したり、郷ひろみや近田春夫の楽曲の作詞を手がけたりしました。
また、俳優として映画やドラマに出演したり、映画監督として自身の原作を映像化したりしました。
ぜひ、幅広い分野で活躍する楳図かずおの作品を楽しんでみましょう。
