「岩本久則」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「岩本久則」のお勧めの作品を紹介します。
「岩本久則」について簡単に説明
「岩本久則」とは、高知県高知市出身で、1939年生まれの漫画家です。
高知市立城北中学校に在籍中から漫画に熱中していたようです。
同期生には、俳人の松田ひろむがいました。
1954年に中学校を卒業後、海上自衛隊に入り、その後は1967年に漫画家として独立したことで知られます。
岩本久則は、近藤日出造の後を受けて、「読売新聞」2面の時事漫画(政治漫画)を描きました。
その漫画は、社会や政治の問題をユーモアや皮肉で風刺するものでした。
岩本久則は、ナンセンス漫画というジャンルに属すると言われています。
ナンセンス漫画とは、非現実的な設定や展開で笑いを誘う漫画のことです。
「岩本久則」のお勧め
「岩本久則」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「プカリトピア」
1970年代に描かれナンセンス漫画です。
プカリトピアとは、岩本久則が創造した架空の国で、その国の住人や出来事を描いたコミックエッセイのことです。
プカリトピアの住人は、人間や動物だけでなく、植物や物体や抽象的な存在も含まれます。
プカリトピアでの出来事は、現実とはかけ離れた非常識なものが多く、読者を笑わせるとともに、社会や人間のあり方に対する風刺や批判も込められています。
プカリトピアは、岩本久則の代表作の1つとして人気の作品です。
「岩本武蔵」
1980年代に描かれた歴史漫画です。
岩本武蔵とは、日本の戦国時代から江戸時代にかけて活躍した剣豪であり、兵法家である宮本武蔵のことです。
この作品では、岩本久則が宮本武蔵の生涯を独自の解釈で描いています。
岩本武蔵は、宮本武蔵と同じく二刀流を使用しますが、その性格や行動は宮本武蔵とは大きく異なります。
岩本武蔵は、自分の信念に従って生きる自由奔放な人物であり、時には権力者や敵対者と対立したり、時には仲間や恋人と協力したりします。
岩本武蔵は、宮本武蔵の伝説をベースにしながらも、岩本久則のオリジナリティ溢れるキャラクターとして描かれています。
「閑話キューソク」
1990年代から2000年代にかけて描かれた時事漫画です。
閑話キューソクとは、岩本久則のペンネームであるキューソクが日々の出来事やニュースについて自分の考えを述べるコラムです。
閑話キューソクでは、政治や経済や社会問題など、さまざまなテーマについて触れられますが、その内容は一般的な見解とは異なることが多く、独自の視点や切り口で分析したり批評したりします。
閑話キューソクは、読売新聞の2面に掲載されており、多くの読者から注目されています。
まとめ
「岩本久則」は、環境保護や動物愛護にも関心が深く、特に鯨の保護に力を入れています。
実際に、彼の作品の中にも、野鳥や鯨などの自然や動物をテーマにしたものが多くあります。
ぜひ、環境保護という社会的なテーマも漫画に落とし込む、岩本久則の作品を楽しんでみましょう。