「岩下慶子」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「岩下慶子」のお勧めの作品を紹介します。
「岩下慶子」について簡単に説明
「岩下慶子」とは、神奈川県出身の漫画家です。
2007年に「Precious Heart」が第21回デザート新人まんが大賞入選を受賞し、デビューを果たしたことで知られます。
主に、『デザート』(講談社)で活動しており、少女漫画や恋愛漫画を得意としています。
岩下慶子の代表作は、シェアハウスを舞台にした『リビングの松永さん』です。
「岩下慶子」のお勧め
「岩下慶子」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「むせるくらいの愛をあげる」
デザイナーを目指す美大生のひばりと、自由奔放なバンドマンのガクとの恋愛を描いた作品です。
ひばりは「普通」な自分にコンプレックスを抱いているが、ガクに惹かれていくうちに自分の夢や想いに向き合っていきます。
ガクもまた、ひばりと出会ってから自分の音楽に対する姿勢や人生観が変わっていきます。
ふたりの関係は周囲の反対やトラブルにも揺らがず、爆音ラブストーリーとして展開しています。
「ともだちのうた」
歌手になることが夢の女子高生・アカネと、転校生で歌が上手なフミとの友情と恋を描いた作品です。
アカネはフミの歌に惚れ込み、ふたりでプロを目指すことになりますが、同じ人を好きになってしまうという葛藤に直面します。
しかし、ふたりはそれでも仲良く歌い続けることを決めます。
表題作のほかに、「ともだちエンジャ」という読み切りも収録されています。
「リビングの松永さん」
2017年から2021年まで連載された人気作品です。
シェアハウスで暮らすことになった女子高生・ミーコと、同居する大人たちとの日常を描いた作品です。
中でも一番年上で眼鏡をかけた松永さんは、ミーコに厳しく接しながらも優しく世話を焼く存在です。
ミーコは松永さんに次第に惹かれていきますが、彼には秘密があります。
オトナ男子にキュンとするシチュエーションやコメディ要素も満載です。
まとめ
「岩下慶子」は、自分が恋できるキャラクターじゃないと描けないということで、登場人物たちには「ピュアさ」や「もろさ」や「不完全さ」など、共感できる要素を盛り込んでいます。
また、姉がおり、きょうだいの末っ子であることから、「年上に構ってもらったことが嬉しかった」という記憶も作品に反映されています。
このように、自身の経験を投影した漫画を生み出す岩下慶子の作品を楽しんでみましょう。