「内山安二」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「内山安二」のお勧めの作品を紹介します。
「内山安二」について簡単に説明
「内山安二」とは、熊本県水俣市出身で、1935年6月21日生まれの漫画家です。
学習漫画の第1人者として知られています。
1954年に毎日新聞社に入社しました。
そこで手塚治虫の作品の修正を担当したことがきっかけで、漫画家を目指すようになりました。
彼は毎日小学生新聞や学習雑誌などに多くの作品を発表し、その親しみやすい画風と明解な解説、ユーモアやギャグセンスが人気を集めました。
代表作には『コロ助の科学質問箱』や『できる・できないのひみつ』などがあります。
彼は学習漫画の質の向上を目指して「LACの会」を立ち上げたり、故郷の水俣市の環境問題を取り上げたりするなど、社会的な貢献もしました。
「内山安二」のお勧め
「内山安二」のお勧めの商品を4種類紹介します。
「できる・できないのひみつ」
科学技術や自然現象に関するさまざまな疑問について、可能と主張する少年やっ太と不可能と反論する外国人デキッコナイスが討論を繰り広げる作品です。
また、本書の後半では、限界に挑戦した偉人たちの伝記漫画も収録されています。
「コロ助の科学質問箱」
科学の不思議な現象や疑問を解決するために、主人公のコロ助が先生方に聞き、トコトン調べ、答えてくれる作品です。
コロ助の仲間には、猫のニャーゴや鼠のチュー助などがいます。
「科学物知り百科」
内山安二の描く学習まんがです。
生き物、宇宙、地球など、科学のことを4コマまんがと写真で分かりやすく解説しています。
1983年に初版が出版され、1992年に新訂版が出版されました。
学研まんがひみつシリーズの一冊として、子どもたちに科学の楽しさや不思議さを伝えています。
この作品は、動物のこと、鳥・魚・昆虫のこと、人間・植物のこと、宇宙や地球のことなどを、正確な図や写真、資料を示しながらマンガでわかりやすく解説しています。
「内山安二コレクション」
「○年の科学」に連載されていた内山安二の短編集です。
量貫さんと弟子立太や平五の算数とり物日記など、懐かしい作品が収録されています。
まとめ
「内山安二」の作品は、科学や歴史などのさまざまなテーマを、シンプルで親しみやすい画風とユーモアあふれるストーリーで描いています。
また、あさりよしとおや岡野剛などの漫画家に影響を与えた他に、インターネット上で追悼の声が相次いだこともあります。
彼の作品は電子書籍化されたり、ベスト作品集が刊行されたりするなど、今でも根強い人気を誇っています。
ぜひ、内山安二の作品に触れてみましょう。