「オダトモヒト」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「オダトモヒト」のお勧めの作品を紹介します。
「オダトモヒト」について簡単に説明
「オダトモヒト」とは、愛知県出身で、1991年3月10日生まれの漫画家です。
オダトモヒトは、中学生の頃から漫画家を志し、大学在学中の2012年に、「ワールドワーストワン」という作品で少年部門大賞を受賞しました。
その後、『週刊少年サンデー』で主に作品を発表しています。
彼の代表作『古見さんは、コミュ症です』は、2016年から連載が開始され、2022年には第67回小学館漫画賞少年向け部門を受賞しました。
「オダトモヒト」のお勧め
「オダトモヒト」のお勧めの商品を2種類紹介します。
「古見さんは、コミュ症です」
コミュニケーションが苦手な女子高生・古見硝子と、彼女に惹かれる男子高生・只野一也の恋愛を描いたコメディー作品です。
古見さんは、人と上手に話すことができず、常にイヤホンをして音楽を聴いています。
しかし、只野くんは彼女の美しさや可愛らしさに惚れ込み、積極的に接近していきます。
古見さんも只野くんに好意を抱きますが、コミュ症ゆえに素直になれません。
そんな2人の周りには、個性豊かなクラスメートや友人たちがいます。
彼らの日常は、ドキドキやハプニングや笑いに満ちています。
この作品は、2016年から『週刊少年サンデー』で連載中で、現在31巻まで刊行されています。
2022年には第67回小学館漫画賞少年向け部門を受賞しました。
また、2021年にはテレビドラマ化され、2022年にはアニメ化もされました。
「デジコン」
オダトモヒトの連載デビュー作であり6、デジタル技術が発達した近未来の世界を舞台にしたバトル漫画です。
主人公の桜井太陽は、デジタルコンテスト(通称デジコン)というゲームに夢中な少年です。
デジコンとは、自分の思い描いたキャラクターや武器をデジタル化して戦わせるゲームであり、世界中で大人気です。
太陽は自分の創造力を試すためにデジコンに挑戦しますが、そこで出会った謎の少女・アリスや強敵たちとの戦いに巻き込まれていきます。
この作品は、2014年から2015年まで『週刊少年サンデー』で連載され、全3巻が刊行されました。
まとめ
「オダトモヒト」は、デビュー当初はバトル漫画を描いていましたが、その後はキャラクターの日常を描く漫画へと作風を変化させています。
彼は戦闘シーンを描く際に絵の構図が思いつかなかったことから、バトル漫画は自分に合わないと感じたと述べています。
そのため、『古見さんは、コミュ症です』では主人公の古見硝子の顔のアップを多く入れるなど、女性キャラクターに焦点を当てた作品を描いています。
ぜひ、自身の強みを活かした柔軟な漫画作りを行うオダトモヒトの作品を楽しんでみましょう。