「石川賢」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「石川賢」のお勧めの作品を紹介します。
「石川賢」について簡単に説明
「石川賢」とは、山梨県出身で、1948年生まれの漫画家です。
永井豪と共に『ゲッターロボ』や『魔獣戦線』などの人気作品を生み出した人物としても知られます。
経歴としては、高校卒業後に永井豪のアシスタントとしてダイナミックプロに入社しました。
そして、1970年に、『それいけコンバット隊』で単独デビューし、その後も『どろりーマン』や『キューティーハニー』などのコミカライズ作品を手がけました。
1974年には、永井豪と共同で『ゲッターロボ』を発表し、大ヒットを記録しました。
この作品は合体ロボットの先駆けとなり、多くの派生作品やメディアミックスを生み出しました。
「石川賢」のお勧め
「石川賢」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「ゲッターロボ」
永井豪との共作で、合体ロボットアニメの先駆けとなった作品です。
三台のゲットマシンが合体して、さまざまな形態のゲッターロボに変形するという斬新なアイデアが話題を呼びました。
石川賢は、ゲッターロボの特徴的な顔や、敵キャラクターのデザインを担当しました。
その後も、『ゲッターロボG』『ゲッターロボ號』『真ゲッターロボ』『ゲッターロボアーク』など、さまざまな続編やリメイク作品が発表された人気作品です。
「魔獣戦線」
石川賢のオリジナル作品で、獣たちを体に飼った少年・鬼丸が主人公です。
鬼丸は、自分を育てた老人を殺した敵に復讐するために、世界中の戦場を渡り歩きます。
その過程で、鬼丸は自分の出生の秘密や、世界を裏で操る組織と対峙していきます。
バイオレンス描写やスペースオペラ的な展開が特徴的な作品です。
「魔界転生」
山田風太郎の小説を原作とした時代劇作品です。
江戸時代末期に活躍した剣豪・宮本武蔵が主人公で、死後に魔界に転生し、悪魔や妖怪と戦うというストーリーです。
石川賢は、原作の雰囲気を壊さずに、自分の画風で迫力あるアクションシーンを描きました。
この作品は、角川書店から描き下ろし単行本として発表されました。
まとめ
「石川賢」は、バイオレンス描写やスペースオペラ、時代劇、忍術、任侠、ゴルフなど多岐にわたる主題を扱いました。
彼の作品には「ドグラ」と呼ばれる不定形の怪物が登場し、『虚無戦記』シリーズとしてまとめられました。
また、時代劇では『魔界転生』や『武蔵伝』などの原作物やオリジナル作品を発表しました。
ぜひ、現代の漫画家につながる道を作った石川賢の作品に触れてみましょう。
