「犬上すくね」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「犬上すくね」のお勧めの作品を紹介します。
「犬上すくね」について簡単に説明
「犬上すくね」とは、福岡出身の漫画家です。
1992年にラポートのアニメ雑誌『ファンロード』にて「水晶夜曲」でデビューしました。
主に、ラポートや少年画報社の雑誌などで活動していましたが、2002年頃からは、竹書房の4コマ誌や小学館の『月刊サンデージェネックス』などにも連載を持つようになりました。
犬上すくねというペンネームは、手塚治虫の漫画『火の鳥 太陽編』の主人公「犬上宿禰(いぬがみのすくね)」に由来するそうです。
作品名やサブタイトルに青山陽一やユニコーンなどのミュージシャンの曲名を引用することが多いです。
とりわけ、カーネーションの曲名は大半の作品に使用されており、本人も何度もライブに足を運ぶほどのファンとしても知られます。
「犬上すくね」のお勧め
「犬上すくね」のお勧めの商品を2種類紹介します。
「恋愛ディストネーション」
1998年から2013年まで少年画報社や小学館の雑誌で連載されたラブコメディです。
主人公は、高校生の矢野真一郎と、彼が想いを寄せる同級生の小林美咲です。
真一郎は美咲に告白するために、彼女が所属する映画研究部に入部しますが、そこでさまざまなトラブルや騒動に巻き込まれます。
美咲は真一郎の気持ちに気づかないまま、他の男性と付き合ったり別れたりを繰り返します。
真一郎は美咲を諦められないでいるうちに、他の女性とも関係を持ったり持たれたりします。
2人は結局、お互いの本当の想いに気づくことができるのかというストーリーです。
この作品は、恋愛のすれ違いや葛藤をコミカルに描いた作品ですが、同時に青春の苦しさや切なさも感じさせます。
登場人物たちは個性的で魅力的で、読者を飽きさせません。
作者の犬上すくねは、この作品で第27回小学館漫画賞少年向け部門を受賞しました。
「ういういdays」
2003年から2012年まで、竹書房の月刊雑誌『まんがライフオリジナル』に連載された恋愛漫画です。
主な登場人物は、倉持妙子と市巻潮という高校生のカップルと、彼らの友人たちです。
物語は、妙子と潮の初々しい恋愛や、友人たちの恋模様をコミカルに描いています。
青春の1ページを赤裸々に描く青春ロマンスです。
まとめ
「犬上すくね」は、ストーリー漫画と4コマ漫画の両方を手がけており、ジャンルも恋愛からSFまで幅広いです。
最新作は白泉社の『楽園 Le Paradis』にて連載中の『アパルトめいと』です。
これは、アパートで暮らす女子高生たちの日常を描いた作品です。
犬上さんらしいユーモアとキュートな絵柄が魅力的な作品です。
その他にも幅広いジャンルの作品を手掛けているので、お好みのものを探してみましょう。