「池沢理美」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「池沢理美」のお勧めの作品を紹介します。
「池沢理美」について簡単に説明
「池沢理美」とは、東京都大田区出身で、1963年3月18日生まれの漫画家です。
池沢理美は、1984年に『ガラスの波にささやいて』で第27回フレンドなかよし新人漫画賞・佳作を受賞してデビューを果たしたことで知られます。
その後は、『チャリン娘グラフィティー』『上を向いて歩こう』『青春の役立たず』などの作品を発表しました。
代表作は、『ぐるぐるポンちゃん』(2000年第24回講談社漫画賞受賞作品)です。
この作品は、犬のポンタが人間の少女に変身する機械を使って、人間の少年・奥村明と恋に落ちるというコメディー・ファンタジーで、アニメ化もされました。
「池沢理美」のお勧め
「池沢理美」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「憑いてますか」
成仏できない大女優の霊・アンナが、ダイコン役者の桃子に憑依して芸能界を目指すオカルトコメディです。
桃子は、アンナの霊によって女優としての才能を発揮しますが、同時に恋愛や友情にも複雑な問題が起こります。
アンナは桃子の体を乗っ取ろうとしたり、飼い猫や人面犬に乗り移ったりと、トラブルメーカーとして活躍します。
桃子の幼なじみの良太や、インチキ浄霊師の陽一など、個性的なキャラクターも登場します。
笑いと涙とスリルが満載の作品です。
「ぐるぐるポンちゃん」
犬のポンタが飼い主の少年・ミライに恋をするという奇想天外なストーリーです。
ポンタは祖父からもらった「人間ビスケット」を食べると、人間の姿に変身できます。
しかし、人間の世界には犬には理解できないことがたくさんあります。
ポンタはミライやその友人たちと一緒に学校に通ったり、恋敵や危険な人物と対決したりします。
ポンタの純真無垢な愛情と成長が描かれる作品です。
「はっちゃん、またね」
池沢理美自身が体験した夫・加賀八郎(THE GOOD-BYEのベーシスト・ボーカル)との闘病生活を描いたコミックエッセイです。
加賀八郎は、多発性骨髄腫という難病を発症し、治療とリハビリを繰り返しながらも音楽活動を続けます。
池沢理美は夫を支えながらも漫画家としての仕事もこなします。
二人は笑いと涙と愛で結ばれた1094日間を過ごします。
夫婦の絆と死別の悲しみが感動的に描かれる作品です。
まとめ
「池沢理美」は、前述の通り、夫・加賀八郎が多発性骨髄腫で亡くなったことをきっかけに、夫婦の闘病コミックエッセイ『はっちゃん、またね』を発表しました。
この作品は、夫婦で過ごした切なくも愛おしい1094日間の物語です。
そんな池沢理美は、現在も漫画家として活動しています。
ぜひ、一度彼女の作品に触れてみましょう。