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「市川春子」のオススメは?ランキングや作風も含め簡単に解説

「市川春子」のオススメは? 色々な商品

「市川春子の漫画」は主に講談社の『月刊アフタヌーン』にて発表されており、代表作は「宝石の国」です。

ここでは「市川春子の漫画」の作風とおすすめの作品を紹介します。

「市川春子の漫画」の作風ついて簡単に説明

市川春子は新卒でデザイナーとして就職した後、自分で全てを造ることが出来るのは漫画作品ではないかと思い立ち漫画家に転身したという経歴があります。

それもあってか、キャラクターやシーンの描き方、作品のSF的な世界観に洗練されたアートな雰囲気があります。

絵柄もすっきりとしていて、男女問わず読みやすいです。

可愛らしい絵柄に反して、内容や展開が容赦ないことにも定評があります。

「市川春子の漫画」のお勧め

通販でも「市川春子の漫画」は購入できます。

お勧めの作品を3点紹介します。

「宝石の国」

市川春子初の長編作品。

2012年より講談社の『月刊アフタヌーン』にて連載されています。

隕石の飛来により人間が消滅し、長い時を経て宝石の身体を持つ生物が生まれたという設定の地球を舞台にしています。

登場するのは見目麗しい少女たちですが、その身体はダイヤモンドなどの実際の鉱物で、その鉱物名がキャラクターの名前になっています。

定期的に月人と呼ばれる者が月から飛来し、宝石たちは攻撃され、時には攫われていきます。

謎めいた設定ではあるものの、連載当初はバトル少女もののような雰囲気を持っていました。

しかし無常にもバラバラにされ攫われる仲間達、欠損する身体、そして徐々に明かされているこの世界の真実など先が読めないストーリーが展開されていきます。

当初は硬度が低い落ちこぼれながらも愛されるキャラクターであった主人公のフォスフォフィライトが、戦いや真実を知るにつれ驚愕の変貌を遂げていくところも見どころです。

「虫と歌 市川春子作品集」

発表した読み切りを集めた、市川春子初の単行本。

手塚治虫文化賞新生賞を受賞した表題の「虫と歌」を始め、「星の恋人」「ヴァイオライト」「日下兄妹」が収録されています。

特に「虫と歌」は淡々と日常を描いている中で残酷な真実が徐々に明らかにされていく雰囲気が、「宝石の国」と通じるかもしれません。

凹凸で話のモチーフが表された素敵な本の装丁も、作者本人が行っています。

「25時のバカンス 市川春子作品集II」

短編集の第二弾。

表題の「25時のバカンス」は、深海生物の研究室に勤務する乙女の元に、幼いころ片目を失った弟の甲太郎が訪れるところから始まります。

しかし姉は体を貝に浸食され、人ではないものになっていたのでした…。

登場する虫や深海生物、それと関係する死生観。

そしてキャラクターの心の奥底は読み手に委ねられる点が、市川春子の作品ならではの読後感をもたらします。

そのほか「パンドラにて」「月の葬式」が収録されています。

まとめ

「市川春子の漫画」は、長編・短編含めその独特の世界観からファンも多いです。

こちらを参考に、ぜひお気に入りを見つけてみてください。

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