「市川けい」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「市川けい」のお勧めの作品を紹介します。
「市川けい」について簡単に説明
「市川けい」とは、人気のボーイズラブ漫画家です。
2010年に雑誌『〜恋愛男子ボーイズラブコミックアンソロジー〜Citron VOL. 5』(リブレ)にてデビューし、2020年に画業10周年を迎えました。
市川けいさんの作品は、青春ものがメインですが、社会人BLや女子目線BLなど多彩な作風が見どころです。
「市川けい」のお勧め
「市川けい」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「スロースターター」
市川けい初のオリジナルコミックスです。
BL(ボーイズラブ)ジャンルの作品で、高校生のキヨとイノの恋愛を描いています。
キヨとイノは、毎日同じ時間に同じ電車に乗ることから、お互いに気になり始めます。
ある日、キヨが寝過ごしてしまったときに、イノが起こしてくれたことがきっかけで、話すようになります。
それからは、メールや電話で連絡を取り合ったり、一緒に遊んだりするようになりますが、友達以上恋人未満の微妙な関係になってしまいます。
お互いに好きだという気持ちはあるのですが、素直に伝えられないでいるのです。
そんな2人の甘酸っぱい青春を、せつなくも優しく描いた作品です。
スロースターターは、2012年12月にリブレ出版から発売されました。
単行本は1巻で完結しており、卒業後のキヨとイノのエピソードも描き下ろしで収録されています。
また、2013年5月には続編となるスロウデイズが発売されました。
スロウデイズでは、大学生になったキヨとイノの恋愛がさらに深まっていく様子が描かれています。
「ブルースカイコンプレックス」
ボーイズラブの漫画です。
主人公は楢崎と寺島という二人の高校生で、放課後の図書室で出会ったことをきっかけに恋に落ちていきます。
しかし、2人の関係は周囲の目や家族の反応などによって試されることになります。
青春の葛藤や成長を描いた感動的なストーリーです。
「ストレイバレットベイベー」
主人公は映画宣伝会社に勤める邑上千浩という男性で、彼は取引先のオシャレ雑誌の編集者・本名清春に憧れています。
本名はかっこよくて笑顔が素敵で仕事もできる人物ですが、実はだらしなくて甘えん坊で照れ屋な一面も持っています。
ある日、飲み会で泥酔した本名を介抱することになって家に上がることになりました。
そこから始まる2人の関係性を描いた作品です。
まとめ
「市川けい」は、甘酸っぱい青春ものから、短編であるものの女子視点のBLや下衆BLまで幅広く描くことのできる稀有な漫画家です。
登場人物たちの恋愛模様を描くことで、多くのファンを魅了していることでも知られます。
ぜひ、さまざまな作品を意欲的に描き続ける市川けいの作品を楽しんでみましょう。