「ポートエレン(ウイスキー)」はどのように選べばいいのでしょうか。
今回は、「ポートエレン(ウイスキー)」の失敗しない選び方とお勧めの商品を紹介します。
「ポートエレン(ウイスキー)」を選ぶコツ
ポートエレンは、アイラモルトらしい独特の味わいをもつウイスキーです。
麦芽の乾燥に使用される泥炭(ピート)は、燃やされることで独特の香りを麦に移します。
その香りはそのままウイスキーになるまで残っています。
ぜひ、スモーキーなウイスキーを味わいたい方は、 ポートエレンのウイスキーを選んでみましょう。
「ポートエレン(ウイスキー)」のお勧め
通販では、ポートエレン(ウイスキー)を購入することができます。
その中から3種類紹介します。
「ポートエレン 22年 1stリリース 1979年」
ポートエレン蒸留所が閉鎖された後、最初にオフィシャルからリリースされたボトルです。
1979年に蒸留された原酒を22年間熟成させたもので、6000本限定で販売されました。
ピートスモークと潮っぽさを感じるオイリーな味わいに、上品な果実の風味が加わったバランスの良いウイスキーです。
「ポートエレン 24年 2ndリリース 1978年」
2ndリリースは、1978年に蒸留された原酒を24年間熟成させたものです。
軽やかな味わいにドライな口当たりが特徴的で、アイラらしい塩気やオイリーな風味、ピート香を感じることができます。
「ポートエレン 25年 5thリリース 1979年」
5thリリースは、1979年に蒸留された原酒を25年間熟成させたものです。
華やかな風味とアイラらしい味わいに加えて、渋みやスパイシーさなどの複雑な風味が絡み合うバランスの取れた味わいの1本です。
まとめ
「ポートエレン(ウイスキー)」は、スコッチウイスキーの中でも特に個性的な味わいを持つシングルモルトウイスキーです。
ポートエレンは、アイラ島で生産されるウイスキーとしては珍しく、二重蒸留法を採用しています。
一般的には、三重蒸留法が多いアイラモルトですが、二重蒸留法はより香りや味わいが濃厚になると言われています。
また、ポートエレンは、その造り手であるアイラ島のポートエレン蒸溜所が1983年に閉鎖されたことから幻のウイスキーとも呼ばれています。
保存されていた原酒をもとに、いくつかの会社から商品がリリースされていますが、その数は限られているため、とても高価なボトルもあります。
ぜひ、こだわりの製法で生み出されるポートエレンのウイスキーを味わってみましょう。