「かんぴょう」を購入する際には何に注意して選べばいいのでしょうか。
今回は、このかんぴょうを購入する場合のポイントと通販で買うことが可能なこの商品の主観ランキングについて詳しく解説します。
「かんぴょう」を選ぶコツ
かんぴょうは、ウリ科ヒョウタン属の1年生のツル性草木であるユウガオの果実をひも状に剥き、天日に干して乾燥させて作った乾物の一種です。
ユウガオはアフリカ原産で、7月〜9月に実を付ける植物です。
この商品を選ぶためのポイントは主として「無漂白」「天日干し」「国産で無農薬」の3つがあります。
「無漂白」
市販のかんぴょうの多くは、二酸化硫黄で燻蒸しています。
目的は防カビ、防虫、変色防止のためです。
二酸化硫黄は水洗いで流れ落ちるため、健康上には影響ありませんが、水洗いした際にかんぴょうの旨味や栄養も流れ落ちてしまいます。
よって、無漂白のかんぴょうを購入できれば、自然な甘みのある安心安全なかんぴょうとして使えます。
「天日干し」
かんぴょうのような乾物は乾燥作業が非常に大切だと言われています。
大量生産のために、乾燥作業は機械で行なうことが多いですが、機械乾燥よりも天日干しされた自然乾燥の方が栄養価は豊富です。
ただし、乾燥させすぎると袋に詰めたときに割れることがあるそうです。
「国産で無農薬」
原料のユウガオに農薬が使われていないものを極力選びましょう。
農薬を絶対に使ってはいけないとまでは言いませんが、安全のためにできるだけ使わない方がよいでしょう。
また、最近は安価な中国産の商品も増えていますが、品質面で不安が残ります。
国産の方が輸送時間も考えると薬品を使用する必要性が低いため、農薬リスクも低くなります。
「かんぴょう」のお勧め
この商品は、通販で数多く取り扱われています。
そんな数多く取り扱われている商品の中からお勧めする具体的な商品名を3つ、ランキング形式で上位から紹介します。
「角屋米穀 栃木県産味付かんぴょう 60g×5個」
栃木県はかんぴょうが代表的な特産物として広く知られており、最盛期の7〜8月にはかんぴょうを至る所で干しています。
主に巻き寿司やちらし寿司の具などに使われますが、煮物やお吸い物の具としても適しています。
「ユアサ 栃木県産かんぴょう 500g」
全国第一位の生産量を誇る栃木県産の「かんぴょう(干瓢)」500gです。
低カロリーのヘルシー食品として注目されている商品です。
「創健社 かんぴょう 30g×5個」
この商品に硫黄燻蒸処理はしておらず無漂白で、天日干しで乾燥しており、国産という上述した選び方のポイントをほとんどクリアした商品です。
美味しさを保つために脱酸素剤が入っていますが、無害です。
まとめ
かんぴょうと言うとかんぴょう巻きが連想されますが、かんぴょうを使ったレシピは多くありますので、色々とチャレンジしてみるといいでしょう。