「水中ポンプ」とは、水を移送するために水中に沈めて使うポンプを指します。
ここでは「水中ポンプ」を選ぶポイントとお勧めの商品を紹介します。
「水中ポンプ」を選ぶコツ
「水中ポンプ」を選ぶポイントは、「性能(吐出量・揚程)」「扱いやすさ」「対応の電源周波数」の3点です。
「性能(吐出量・揚程)」で選ぶ
1分間でどれだけの水を移送できるのかを「吐出量」、ポンプが水をどれぐらい高い場所までくみ上げることができるかを「揚程」と言います。
性能の良さと値段は比例しますので、用途に合わせて必要なパワーの水中ポンプを購入しましょう。
家庭用の水槽や風呂場のポンプとして使用するのであればそこまでの性能は必要ありませんが、池の水を抜いたり、井戸水をくみ上げるような作業になってくると特にチェックが必要です。
「扱いやすさ」
水中ポンプの使用者が女性の場合や、日常的に使用するのであれば重さやサイズをチェックしましょう。
家庭で使用出来る規模のものでも、重さは1kg以下から3kgを越えるものまで幅広いです。
性能が高いほど重量は重くなります。
「対応の電源周波数」
日本は世界でも珍しく国内で対応している電源周波数が異なり、東日本では50Hz、西日本では60Hzです。
使用する場所に合わせた電源周波数のものを購入しましょう。
「水中ポンプ」のお勧め
通販でも「水中ポンプ」は購入できます。
お勧めの商品を3点紹介します。
「LNSTUDIO 水中ポンプ GQ24-090250-AJ」
底部より入水するので水位が低い場所でも使用可能な水中ポンプです。
性能は吐出量1500L/H・最大揚程1. 8mです。
リーズナブルで570gと軽く、水槽や家庭でのプールやお風呂の水を汲む際に使いやすいです。
海外製なので対応の電源周波数が60Hzのみの点に注意。
「ナカトミ(NAKATOMI) 水中ポンプ PSP-70NS」
日本の産業機械メーカー・ナカトミの水中ポンプです。
性能は50Hzのものは吐出量65L/min・全揚程6m、60Hzのものは75L/min・全揚程8mです。
重さは3kgで女性でも持ち運べる範囲です。
軽量な小型ポンプのパワーに満足出来ない人におすすめ。
電源コード式です。
こちらは清水用ですが、汚水用もあります。
汚水用は池の水や水路などに使用できます。
「工進(KOSHIN) 水中ポンプ YK-625A」
日本のポンプメーカー・工進の水中ポンプです。
性能は60Hzで95L/min・最大揚程9. 5mと、ポンプ専門メーカーらしくかなりパワフルです。
自動運転機能があり、水位が下がると自動で運転を停止してくれます。
こちらは清水用ですが簡易汚物用もあり、そちらは汚水に加え柔らかい固形物までOKです。
重さは4. 6kgで性能が高い分重量があります。
まとめ
「水中ポンプ」は、性能だけではなく扱いやすさも加味して選ぶことをお勧めします。
こちらを参考にぜひお気に入りのものを見つけてみてください。