「木々」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「木々」のお勧めの作品を紹介します。
「木々」について簡単に説明
「木々」とは、1977年10月21日生まれの漫画家です。
1997年に白泉社の『LaLa』に掲載された「異邦の待人」でデビューを果たしました。
その後、2000年まで同社の『LaLa』や『LaLa DX』で活動していました。
木々の作品は、主にファンタジーやロマンスをテーマにしたものが多く、美麗な画風と独創的な世界観が特徴的です。
代表作には、『魔術使いシド&リドシリーズ』や『ラヴ ミー テンダー』、『バリエ ガーデン』などがあります。
「木々」のお勧め
「木々」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「ジーニアス スクエア」
木々さんが2002年に発表した短編集です。
収録されているのは、ジーニアス スクエア、異邦待人、ラスト・シーン、ファイナル・ステージという4作品です。
ジーニアス スクエアは、未来の都市で、天才的な発明家の少年とその友人たちが繰り広げるSFアドベンチャーです。
次に、異邦待人は、木々のデビュー作で、異国の地で出会った少年と少女の切ない恋物語です。
そして、ラスト・シーンは、映画監督の父を亡くした少年が、父の遺した謎のフィルムを追うミステリーです。
最後に、ファイナル・ステージは、ゲームの世界に閉じ込められた少年が、仲間と協力して脱出を試みるサスペンスです。
これら4つの作品が収録されていることで知られます。
「ラヴ ミー テンダー」
BLコミックです。
主人公はモデルの沙英と一樹、一樹の幼なじみの美女ナオ(実は男)で、ワケあり同居をしながら恋愛模様を繰り広げます。
おしゃれでトライアングルな日常を描くトリプル・トラブル・ラヴコメディーというキャッチコピーがあります。
全8巻が発売されており、幻冬舎コミックスから出版されています。
また、続編としてラヴ ミー スウィートという作品もあります。
「バリエ ガーデン」
ファンタジー作品です。
魔術使いや使い魔が存在する世界で、記憶喪失になった少年デルタが主人公です。
デルタは精神科医のダンの庭で倒れていたところを助けられ、その後、使い魔のエドに連れられて寄宿学校に入学します。
そこでデルタは魔術使いのガレットやエドの兄のシドなどと出会い、色々な事件に巻き込まれながらも、自分の過去を探っていきます。
まとめ
「木々」は、漫画家としてだけでなく、イラストレーターとしても活躍しています。
アン・ビショップや樹川さとみ、真堂樹などの小説の挿絵を手がけています。
また、科学探偵・謎野真実シリーズやアンティーク鑑定士 天羽奏の祓魔録などのイラストも担当しています。
ぜひ、さまざまなジャンルで活躍する木々の作品を楽しんでみましょう。