「川原泉」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「川原泉」のお勧めの作品を紹介します。
「川原泉」について簡単に説明
「川原泉」とは、鹿児島県出身で、1960年9月24日生まれの漫画家です。
鹿児島大学法文学部に進学し、日本史を専攻しました。
大学4年生のときに、少女漫画雑誌「花とゆめ」に投稿した「ジュリエット白書」でデビューのきっかけをつかみました。
その後、教員採用試験に落ちたことがきっかけで、漫画家を目指すことを決意しました。
1983年に「たじろぎの因数分解」で正式にデビューし、以来、白泉社を中心に活動しました。
川原泉の代表作は、名門お嬢様学校「聖ミカエル学園」を舞台にした「笑う大天使」シリーズです。
「川原泉」のお勧め
「川原泉」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「笑う大天使」
川原泉の代表作で、明治36年創立の名門お嬢様学校「聖ミカエル学園」を舞台にした物語です。
元伯爵家の司城史緒、社長令嬢の斎木和音、上級生の更科柚子の3人が、学園のアウトローとして様々な騒動を巻き起こします。
ギャグ要素が多いですが、誘拐事件やオペラ座の怪人など、ハラハラする話や泣ける話もあります。
2006年には実写映画化もされました。
「メイプル戦記」
『花とゆめ』(白泉社)にて、1991年から1995年まで休載期間を挟みつつ連載された作品です。
単行本は花とゆめコミックス全3巻、白泉社文庫全2巻です。
1991年7月15日、日本プロ野球実行委員会・協約特別委員会が野球協約第83条のうち2つの条文の削除を決定したことにより、セントラル・リーグに7番目の球団が誕生したというものです。
その球団は、スイート製菓をオーナーとしたスイート・メイプルスで、野球と宝塚歌劇団が好きなオーナーの強い意向で、女性だけで構成されています。
メイプルスは、男性選手と対等に戦うために、個性豊かな選手たちが奮闘する姿を描いています。
「愚者の楽園」
1987年に白泉社の『花とゆめ』で連載された漫画作品です。
サブタイトルは「8月はとぼけてる」となっています。
ストーリーは、九州南部のI市に住む女子高生・姫野麻子が、通学途中にある「日本農園」でトロピカルフルーツのアルバイトを始めることになり、農園主の安楽史郎との恋愛を描いたコメディです。
まとめ
「川原泉」の作品は、学園ものやスポーツもの、SFやファンタジーなど、多彩なジャンルにわたります。
その中でも、「〜がある」シリーズは、超進学校「彰英高校」を舞台にしたシリーズで、1話完結のゆるいコメディです。
また、「メイプル戦記」は、女子野球チームがプロ野球に参戦するという斬新な設定の作品で、野球好きにもおすすめです。
ぜひ、さまざまな漫画を描く川原泉の作品を楽しんでみましょう。