「榎屋克優」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「榎屋克優」のお勧めの作品を紹介します。
「榎屋克優」について簡単に説明
「榎屋克優」とは、神奈川県横浜市出身で、1987年生まれの漫画家です。
漫画家としてのデビュー作は、2007年に『週刊ヤングジャンプ』に掲載された読切作品『あいす』です。
その後は、同誌で『日々ロック』という青年漫画を連載しました。
榎屋克優は、自身の作詞した歌詞を作中のライブシーンに用いたり、映画のタイアップ曲にも関わったりするなど、音楽にも造詣が深いことで知られています。
「榎屋克優」のお勧め
「榎屋克優」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「日々ロック」
イジメられっ子の高校生・日々沼拓郎が、ギターを手にしてロックンローラーを目指す物語です。
日々沼は、自分の夢を叶えるために、東京でバンド活動を始めますが、さまざまな困難や挫折に直面します。
しかし、仲間や恋人との出会いや別れを通して、成長していきます。
この作品は、2010年から2015年まで『週刊ヤングジャンプ』で連載され、2014年には実写映画化もされました。
「テキサスレディオギャング」
2014年にミラクルジャンプで連載した青春ラジオ物語です。
主人公の山本ピーターはイギリス人ハーフの高校生で、深夜ラジオが唯一の趣味でした。
ある日、同じ趣味を持つ柴田兼一が同級生の鮫島正人にイジメ殺されます。
ピーターは柴田から借りていたMDの中にとんでもない音源を発見し、それが世界を巻き込む大事件に発展していくことになります。
この作品は、ラジオドラマや音楽に対する愛情や情熱が感じられる作品で、登場人物たちの感情や成長が描かれています。
また、イジメや差別などの社会問題にも触れており、読者に考えさせられる作品でもあります。
「ミツコの詩」
女子高生詩人と元詩人の国語教師の朗読バトルを描いた作品です。
12 この作品は、2016年から2017年にかけて、小学館の『ビッグコミックスペリオール』にてシリーズ連載されました。
女子高生のミツコは、詩を書くのが大好きですが、紙に書くのではなく、校長の車やトイレの壁などに書いてしまいます。
そのたびに、元詩人で国語教師の鈴木先生に怒られます。
鈴木先生は、ミツコの詩が現代詩の衰退を象徴するものだと考えています。
しかし、ミツコは自分の詩に自信を持っており、鈴木先生との間には詩の価値観の対立が生じます。
そこで、二人は詩の朗読バトルを始めます。
互いの魂が正しいことを証明するために、二人は詠い続けます。
まとめ
「榎屋克優」は、自身の作品でいじめや社会問題などを取り上げることも多く、2007年に京都精華大で起きた同級生の殺害事件についても、作品を通して発信しています。
ぜひ、さまざまな漫画を描く榎屋克優の作品に触れてみましょう。