「大橋ツヨシ」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「大橋ツヨシ」のお勧めの作品を紹介します。
「大橋ツヨシ」について簡単に説明
「大橋ツヨシ」とは、静岡県浜松市出身で、1971年9月4日生まれの漫画家です。
1992年に竹書房新人月間賞を受賞し、1993年に『世紀末なやつら』でデビューを果たしました。
その後は、他社の新人賞にも応募し、第5回4コマフェスティバル(小学館)と第26回谷岡ヤスジ賞(少年画報社)を受賞しました。
大橋ツヨシの作風は、フキダシの中の「写植文字のセリフ」にさらに「描き文字でボケやツッコミのセリフ」を付け足すという独特のものです。
その当時ではほとんど見かけない表現で、シュールなギャグを得意としています。
大橋ツヨシの代表作は、『かいしゃいんのメロディー』と『エレキング』です。
「大橋ツヨシ」のお勧め
「大橋ツヨシ」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「かいしゃいんのメロディー」
まじめに生きるサラリーマン・うずら谷の日常を描いた4コマ漫画です。
うずら谷は、仕事に対して真面目ですが、周りの人や出来事に振り回されてしまいます。
シュールな笑いとほのぼのとした温かさが混ざり合った作品です。
文藝春秋漫画賞を受賞しました。
竹書房から全7巻が発売されています。
また、残業編という単行本もあります。
「エレキング」
錠単位で薬を売り歩く無店舗の薬屋・おいさんが主人公のギャグ漫画です。
おいさんは、本当に売っているのは愛だと言いますが、その愛はとても奇妙です。
独特のキャラクターや設定が溢れる作品で、読者を驚かせます。
講談社から全15巻が発売されています。
また、アニメ化もされています。
「るすばんの達人」
玄関でるすばんをする少年の物語です。
玄関という狭い空間で、さまざまな出来事が起こります。
るすばんの少年は、自分の家族や友人、近所の人たちとの関係を通して、成長していきます。
竹書房から単行本が発売されています。
まとめ
「大橋ツヨシ」は、漫画家としてだけでなく、イラストレーターや絵本作家としても活動しています。
月刊『まんがライフ』のホロスコープイラストや、『ENGINE』や『AERA』などの雑誌のイラストを担当しています。
また、2019年からは絵本作家としてもデビューし、『ありさんありさんどこいくの?』という絵本を出版しています。
ぜひ、さまざまな作品を生み出す大橋ツヨシの活動をチェックしてみましょう。