「垣野内成美」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「垣野内成美」のお勧めの作品を紹介します。
「垣野内成美」について簡単に説明
「垣野内成美」とは、大阪府出身で、漫画家、アニメーター、作画監督、アニメ監督として活動する人物です。
高校卒業後にアニメーターとして活動を始めました。
1980年に『伝説巨神イデオン』の動画でデビューを果たし、その後は『超時空要塞マクロス』や『戦え!!イクサー1』などの作品で原画や作画監督を務めました。
1988年には、自身がキャラクターデザインや絵コンテ、作画監督を担当したOVA『吸血姫美夕』で注目を浴びました。
同年には、漫画雑誌『サスペリア』で『吸血姫美夕』の連載を開始し、漫画家としてもデビューしました。
その後も、『吸血姫夕維』や『吸血姫美夕朔』などの続編やスピンオフ作品を発表しました。
他にも、アニメーターとしても勢力的に活動しています。
「垣野内成美」のお勧め
「垣野内成美」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「吸血姫美夕」
闇の世界から人間世界へはみ出した神魔と、それを狩ることを宿命とする吸血姫・美夕の戦いを描いた作品です。
OVA版と漫画版では設定や展開が異なり、OVA版は耽美な世界観を追求し、漫画版はエンターテインメント性を追求しています。
1997年にはテレビアニメ版も制作されました。
OVA版は全4話、漫画版は全10巻、テレビアニメ版は全26話です。
「吸血姫夕維」
『吸血姫美夕』のスピンオフ作品で、美夕の妹である吸血姫・夕維の活躍を描いた作品です。
夕維は美夕とは違って人間との交流を求め、高校生活を送りながら神魔と戦っていきます。
漫画版は全5巻、テレビアニメ版は全26話です。
「薬師寺涼子の怪奇事件簿」
田中芳樹の伝奇アクション小説シリーズと、それを原作とした漫画作品です。
小説のイラストと漫画は垣野内成美が担当しています。
物語は、警視庁のキャリア官僚でありながら、怪奇事件に巻き込まれることが多い美女の薬師寺涼子と、彼女の部下である泉田準一郎の活躍を描いています。
涼子は知力・財力・美貌・体力など、すべてにおいて完璧で傲岸不遜な性格ですが、泉田に対しては淡い恋心を抱いています。
そんな2人のもどかしい関係とさまざまな事件について描いた作品です。
まとめ
「垣野内成美」の作品は、水墨画のようなにじみを生かした水彩画が特徴的です。
パレットを使わずに直接筆に絵の具をつけて描く独自の手法で、繊細で美しい画風を表現しています。
垣野内成美は、漫画やアニメ以外にも、小説の挿絵やカードイラストなどでも活動しています。
ぜひ幅広い分野で活躍する垣野内成美の作品を楽しんでみましょう。