「石川ローズ」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「石川ローズ」のお勧めの作品を紹介します。
「石川ローズ」について簡単に説明
「石川ローズ」とは、長崎県出身の漫画家です。
彼女は2012年に小学館のWEBマンガサイト「やわらかスピリッツ」にて『やわらかロック』でデビューしたことで知られます。
その後、双葉社の月刊アクションにて『陽の当たらない小出くん』を連載し、現在は集英社のグランドジャンプPREMIUMにて『あをによし、それもよし』を連載中です。
石川ローズの作風は、ギャグ漫画で、歴史や美術史に関する知識を織り込んだ作品が多いです。
彼女自身は大学で美術史を専攻し、世界史検定2級に落ちるほどの歴史好きだと言っています。
「石川ローズ」のお勧め
「石川ローズ」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「やわらかロック」
石川ローズさんの初連載作品です。
この作品は、ロックバンドを組んでいる高校生たちの日常を描いたギャグ漫画で、音楽や恋愛に熱中する若者たちの様々な騒動をコミカルに描きます。
登場人物は、ボーカルとギターを担当する主人公の岩田、ベースを担当する岩田の幼なじみでクールな美少女の石井、ドラムを担当するお調子者でムードメーカーの砂川、キーボードを担当する天才少年でオタクの岩崎などです。
この作品は、2013年に単行本が1巻だけ発売されました。
「陽の当たらない小出くん」
双葉社の「月刊アクション」にて2014年から2016年まで連載された作品です。
この作品は、陰キャラで目立たない高校生・小出くんが、同級生や先生や家族との交流を通して少しずつ成長していく姿を描いた青春漫画です。
登場人物は、主人公の小出くんのほか、小出くんに好意を寄せる明るく元気な女子・山田、小出くんと仲良くなる不良少年・佐藤、小出くんの担任で厳しいが優しい教師・高橋先生などです。
「あおによし、それもよし」
集英社の「グランドジャンプPREMIUM」にて、2017年から連載中の作品です。
この作品は、物を持たない暮らしを目指す現代のミニマリストが奈良時代へタイムスリップしてしまったことから始まる異文化交流コメディです。
登場人物は、主人公でミニマリストのフジワラさん、フジワラさんとばったり出会った下級役人である山上憶良、山上憶良の妻である山上阿閉皇女、山上憶良と阿閉皇女の息子である山上阿礼草、奈良時代の有力者である藤原不比等や藤原四子などです。
この作品は、単行本が3巻まで発売されています。
この作品は、第22回と第23回の文化庁メディア芸術祭マンガ部門の審査委員会推薦作品に選ばれました。
まとめ
「石川ローズ」は、Twitterやpixivでも発信を定期的に行っており、ファンとの交流や作品の制作過程などを公開しています。
また、彼女の作品はオンラインでも、試し読みや購入ができます。
ぜひ、熱心に創作活動を行う石川ローズの作品を楽しんでみましょう。