「石山東吉」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「石山東吉」のお勧めの作品を紹介します。
「石山東吉」について簡単に説明
「石山東吉」とは、大分県大分市出身の漫画家です。
左目の傷がトレードマークで、若い頃から不良少年として地元で有名だったようです。
大学在学時はボクシング部に所属し、卒業後は大阪でどおくまんのアシスタントをしていました。
その中で、1986年に『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて「闘神サイト」でデビューを果たしました。
その後は、『チキン・クラブ』や『男旗』などの作品で人気を博しました。
石山東吉の作風と絵柄は、師匠である車田正美の影響が強く表れています。
とりわけ、『男旗』は、応援団をテーマにした硬派な漫画で、石山東吉の作品では最も長く連載されたものです。
「石山東吉」のお勧め
「石山東吉」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「チキン・クラブ」
昼間は優等生、夜は大阪ミナミを仕切る不良集団「チキン・クラブ」のヘッド・浪速京三の活躍を描いた作品です。
1987年から1990年まで月刊少年チャンピオンで連載され、全11巻が発売されたことで知られます。
1993年から1994年にかけては続編の「チキン・クラブII-覇王の森-」が週刊少年チャンピオンで連載されました。
「男旗」
応援団をテーマにした作品で、徹底した硬派な表現が特徴的な漫画です。
1990年から1993年まで週刊少年チャンピオンで連載され、全18巻が発売されました。
2009年には、週刊少年チャンピオン40周年を記念して新作の読み切りが描かれたことでも知られます。
「ジャンジャンバリバリ」
パチスロを題材にした作品で、主人公・ジャンジャンと仲間たちのパチスロ冒険譚を描いた作品です。
1997年から1998年まで週刊少年チャンピオンで連載され、全7巻が発売されました。
まとめ
「石山東吉」は、今日ではパチスロ漫画を中心に活動しており、『実戦パチスロオレ主義』や『トキちゃんのパチスロ万枚倶楽部』などのシリーズを発表しています。
また、自身の経歴や漫画家としての苦労を語ったエッセイ『不良まんが道〜男・石山東吉が漫画家になった理由〜』もあります。
不良漫画やパチスロ漫画など、ハマる人には異常にハマる作品を生み出す漫画家とも言えます。
ぜひ、日本の漫画界において独自の存在感を放つ、石山東吉の作品を楽しんでみましょう。