「安野モヨコの漫画」は、女性向け漫画雑誌やファッション誌・青年誌にて掲載され、映像化された作品も多いです。
ここでは「安野モヨコの漫画」の作風とおすすめの作品を紹介します。
「安野モヨコの漫画」の作風ついて簡単に説明
安野モヨコはデビュー初期は女性漫画雑誌やファッション誌に連載を持ち、「ハッピーマニア」を始めとしたファッション性もある恋愛漫画を描いていました。
そこから題材の幅は広がり、少女漫画で魔法ファンタジーの「シュガシュガルーン」・青年漫画でお仕事ものの「働きマン」・吉原を舞台とした時代ものの「さくらん」など大きなヒットを数多く生み出しました。
アニメ化・実写化も多く、時代にフィットしたテーマで鮮やかに描き切るストーリーと、一目見て安野モヨコと分かるおしゃれな絵柄が特色です。
「安野モヨコの漫画」のお勧め
通販でも「安野モヨコの漫画」は購入できます。
お勧めの作品を3点紹介します。
「働きマン」
2004年から2008年まで講談社の『モーニング』にて連載されていましたが未完の作品です。
主人公・松方弘子28歳は野心あふれる週刊誌の編集者。
激務で寝食もままならず、恋人との関係も破綻し、それでも進み続ける松方の姿には当時の熱いバリキャリウーマンの苦悩が反映されています。
女性だけではなく男性にも「働くとは」「仕事とは」を投げかける熱いストーリーです。
2006年にアニメ化、2007年に菅野美穂主演でドラマ化しました。
かなり人気があったこちらの作品ですが、作者が出版業界に未来が見出せずストーリーを紡げないとのことで休載。
再開の見通しは立っていません。
既刊4巻。
「ハッピーマニア」
祥伝社の『FEEL YOUNG』にて1995年から2001年まで連載されていました。
主人公の重田加代子は恋に生きる女。
いい男をつかまえるために今日も暴走しあっけなく失恋…。
果たしてシゲカヨの理想の恋人は見つかるのか?自己中で愚かだけど憎めないシゲカヨの暴走っぷりは見ていて清々しいほど。
恋愛至上主義な感じが90年代っぽいです。
安野モヨコの出世作、1998年にドラマ化しました。
全11巻。
「さくらん」
2001年から2003年まで講談社の『イブニング』にて掲載されました。
舞台は江戸時代の吉原。
8歳で遊郭に売られてきた主人公のきよ葉が、その美貌と気の強さで花魁までのし上がるストーリー。
遊女たちの壮絶な生きざまや悲劇的な人生が描かれていきます。
2005年に連載再開しましたが、休載状態で未完の作品です。
2007年に土屋アンナ主演で実写映画化、既刊1巻。
まとめ
「安野モヨコの漫画」は映像化も多数されており、ヒット作もたくさんあります。
こちらを参考に、ぜひお気に入りを見つけてみてください。