「伊藤勢」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「伊藤勢」のお勧めの作品を紹介します。
「伊藤勢」について簡単に説明
「伊藤勢」とは、東京都立川市出身で、1963年9月13日生まれの漫画家です。
伊藤勢は、大学卒業後に就職するもその後脱サラし、演劇などを経て漫画家を志しました。
藤原カムイのアシスタントを勤めた後、独立したことで知られます。
ファンタジーに分類される漫画を多く手がけていますが、実体験による感覚と現実主義を重んじる作風です。
インド、ネパール、インドネシア、モンゴル、エジプト、イギリス、ギリシャなどへの旅行経験を持ち、作品のエスニックな雰囲気に反映していることが特徴的です。
「伊藤勢」のお勧め
「伊藤勢」のお勧めの商品を4種類紹介します。
「瀧夜叉姫 陰陽師絵草子」
夢枕獏の小説を原作とした和風ファンタジー漫画です。
主人公は、平安時代の京都で活躍する陰陽師・安倍晴明です。
安倍晴明は、魑魅魍魎と呼ばれる妖怪や霊的存在と対峙しながらも、その正体や目的を探っていきます。
この作品は、安倍晴明の謎めいた魅力と魑魅魍魎との迫力あるアクションが楽しむことができます。
「天竺熱風録」
田中芳樹の小説を原作とした歴史冒険漫画です。
主人公は、唐から天竺へ3回も渡った実在の人物・王玄策です。
王玄策は、文官でありながらも武勇に優れた人物で、唐・チベット・ネパール連合軍を率いて天竺軍を打ち破ったことでも有名です。
この作品は、王玄策の波乱に満ちた生涯を描いています。
画策や陰謀が渦巻く壮大なストーリーと、異国情緒あふれる世界観が見どころです。
「荒野に獣 慟哭す」
夢枕獏の小説を漫画化した作品です。
未知のウイルスによって獣のような力と姿に変貌するバイオ兵士・獣化兵の戦いを描いています。
ショッキングな内容を含みますが、青年向け漫画が好きな方におすすめの作品だと考えられます。
web本ともで連載がされています。
まとめ
「伊藤勢」は、自身のオリジナル作品の他に、夢枕獏や田中芳樹などの小説家の原作を漫画化することでも知られています。
代表作には、夢枕獏原作の『荒野に獣慟哭す』や『瀧夜叉姫 陰陽師絵草子』などです。
また、スター・システムを多用し、個性を確立したキャラクターは「設定上は別人」としてだが作品をまたいで登場することもあります。
ぜひ、さまざまな作品に関わり続ける伊藤勢の作品に一度触れてみましょう。