「井上直久」はどんな漫画家でしょうか。
今回は、漫画家井上直久の紹介と、人気の高い作品を上げてみることにします。
「井上直久」とは
井上 直久(いのうえ なおひさ)は1948年生まれの漫画家です。
画家、イラストレーターとしても活躍しています。
漫画家としては、いわゆる遅咲きのタイプになります。
大阪府東大阪市出身で、茨木市在住。
大阪府立春日丘高等学校、金沢美術工芸大学産業美術科卒業しています。
いわゆる描写という世界での基礎がきっちりできている人だといえるでしょう。
大学卒業後の1971年から2年間広告代理店に勤め、その後大阪府立春日丘高等学校に美術教諭として20年間勤務。
学校勤務と並行して、異郷「イバラード」をテーマにした作品を描き、個展や画集を発表しています。
1992年に学校退職後も精力的に活動しています。
また1995年公開のアニメ映画『耳をすませば』中の挿話「バロンのくれた物語」の背景画を制作して注目を集めました。
2002年から6年間成安造形大学に教授として勤務、その間に2007年にはスタジオジブリが製作した映像作品『イバラード時間(英語版)』を監督しています。
「井上直久の漫画」のお勧め
アマゾン等のネット通販ではいろいろな井上直久の漫画を扱っています。
そうした数ある井上直久の漫画の中から作品商品を3つ紹介します。
「IBLARD 井上直久 ー世界はもっとキレイに見えるー 」単行本(ソフトカバー)
映画「耳をすませば」(スタジオジブリ)で見た美しくどこか懐かしい世界「イバラード」が舞台です。
透明で鮮やかな色彩描写で見るものを魅了する画家・井上直久のまるごと全部に触れることが出来ます。
ジブリファンならば、確実にはまってしまいます。
ジブリの森の映画 「星をかった日 」パンフレット ジブリ美術館
ジブリ美術館(東京・三鷹市)内のシアターで、短い期間だけの上映作品です。
わずか16分ですが、見終わって、なんとも言えない、清々しく温かい気持ちにさせてくれました。
生きているもの、かけがえのないものを見つめる切なさというか、生から死、そしてまた生へ、変転してやまない生命と宇宙への愛おしさを引き出してくれる作品と思いました。
それの原本・・・ともいえる冊子です。
「ジパングの岸辺―イバラード博物誌」
ジブリ好きにはたまらないヨーロッパのような建築物もあり、和風っぽい庭園もあり、オアシスのような自然もあり…それでいて北欧のように涼しげで、南国のような温かみをもつ不思議な風景。
ずっと見ていても飽きません。
特に「多層階麗日」は全ての作品の中でも秀逸だといわれています。
タイトルに「岸辺」とあり、水辺を描いたものが多くブルーが基調になっています。
まとめ
「井上直久の漫画」は、心が和みます。
癒されるという言い方が当たる場合もありますし、すごいという驚嘆の言葉になる場合もあります。
ジブリ作品が好きな人は、絶対に惹かれる作品ばかりです。