「井上和郎」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「井上和郎」のお勧めの作品を紹介します。
「井上和郎」について簡単に説明
「井上和郎」とは、栃木県佐野市出身の漫画家です。
1997年に『DREAM SECURITY マオ』でデビューし、『HEAT WAVE』で初連載したことで知られます。
代表作は、テレビアニメ化もされた『美鳥の日々』で、高校生の恋愛をコミカルに描いた作品です。
他にも『あいこら』『魔法のいろは!』『指定暴力少女 しおみちゃん』など、多彩なジャンルの作品を手がけています。
藤田和日郎氏の元チーフアシスタントで、雷句誠氏とは同期です。
哀川翔氏や小山田圭吾氏のファンでもあり、作品に影響を受けているとも語っています。
「井上和郎」のお勧め
「井上和郎」のお勧めの商品を4種類紹介します。
「美鳥の日々」
高校2年生の沢村正治は、ケンカが強すぎて女の子から避けられている男子生徒です。
ある日、彼の前に突然現れた美鳥という女の子は、3年前から正治のことが好きだと言います。
しかし、美鳥にはある秘密がありました。
それは、彼女が正治の父親と再婚した女性の連れ子であり、正治の義理の妹だったということです。
正治と美鳥は、家族にバレないように恋愛関係を続けることにしますが、周囲の人々や事件に巻き込まれて大騒動になっていくという作品です。
この作品は、井上和郎の代表作であり、2004年にテレビアニメ化もされました。
「あいこら」
東京に上京した前田ハチベエは、理想の女性を探すべく高校生活を始めます。
しかし、彼には変わった性癖がありました。
それは、女性の一部分だけに恋をするということです。
例えば、雨柳先生の脚や桜井先生の声などです。
そんなハチベエが、自分が好きなパーツを持つ女性たちと出会っていく物語です。
この作品は、井上の得意とするラブコメディであり、登場人物の名前は花札に由来しています。
「198Xメモリーズ」
1980年代に北関東・栃木県佐野市で暮らした中学生たちの青春を描いた作品です。
井上自身がその時代に住んでいた場所を舞台にしており、実話を基にしています。
当時流行ったエロ本自動販売機や脱衣麻雀などが登場し、懐かしさと笑いを誘います。
登場人物の名前は作家に由来しています。
「指定暴力少女 しおみちゃん」
日本一の極道・塩見厳は、ヤクザの抗争で命を狙われて身を隠す必要に迫られます。
そのため、闇医者によって全身整形を施され、目を覚ますと女子中学生の姿になっていました。
塩見は、巌しおみと名前を変えて普通の中学校に通いながら、目立たないようにしようとしますが、どうしても目立ってしまい、さまざまなアクシデントに巻き込まれていきます。
この作品は、井上の得意とするギャグマンガであり、暴力と愛の極道コメディーです。
まとめ
「井上和郎」は、笑いと感動とエロスが満載の作品を生み出し、多くの読者から支持されています。
ぜひ、一度彼の作品に触れてみてはいかがでしょうか。