「井上三太」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「井上三太」のお勧めの作品を紹介します。
「井上三太」について簡単に説明
「井上三太」とは、日本の漫画家であり、ファッションブランドや音楽活動など、さまざまな分野で多彩な才能を発揮する人物です。
彼はは1968年2月23日にフランスのパリで生まれました。
父親は画家の井上公三氏で、9歳までパリで育ったことで知られます。
そして、日本に帰るときに見た漫画に影響されて、漫画家になることを決めました。
従兄弟には同じく漫画家の松本大洋氏がいます。
1989年に『まぁだぁ』でヤングサンデー新人賞を受賞してデビューしました。
その後、『コミックスコラ』や『週刊ヤングジャンプ』などの雑誌で、さまざまな作品を連載したことでも知られます。
「井上三太」のお勧め
「井上三太」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「TOKYO TRIBE」
井上三太のライフワークとも言える作品で、東京を舞台にしたストリートギャングの抗争を描いたアクション漫画です。
1993年から2012年まで、『TOKYO TRIBE』『TOKYO TRIBE2』『TOKYO TRIBE3』『TOKYO TRIBE WARU』の4部作が発表されました。
2006年にはアニメ化され、2014年には山口監督によって実写映画化され、全国公開されました。
海外でも人気が高く、主に香港・台湾・アメリカ・フランス・スペイン・イタリアなどで出版されている作品です。
「隣人13号」
1994年から1996年まで『コミックスコラ』に連載されたサイコホラー漫画です。
イジメられっ子の村崎十三の体内に潜むもう一つの人格「13号」が、復讐のために残虐な罰を与えるという物語です。
2005年には小栗旬と中村獅童のW主演で映画化され、劇場公開されました。
「ダン・ダ・バーバリアン」
原始時代を舞台にしたアクションコメディ漫画です。
主人公は、強くてスケベで女にモテまくる原始人のダンです。
ダンは、家族がありながらも、本能の赴くままにその愚息を暴れさせています。
そんなダンの前に、タイムスリップしてきた渋谷のギャル・ブー美とギャル男・我汁たちが現れます。
ブー美はダンに一目惚れし、我汁はダンから男の生き方を学びますが、原始時代には危険が溢れています。
ダンのライバルであるボスや、恐竜や巨大な獣などが彼らを襲いかかる中で、ダンとブー美たちは愛を育むことができるのだろうかという作品です。
この漫画は、井上三太がこれまで描いてきたストリート系の作品とは異なり、原始時代という異色の舞台を選んだことで話題になりました。
まとめ
「井上三太」は、漫画家以外にも、ファッションブランド『SANTASTIC!WEAR』のデザイナーと経営者を務めています。
このブランドはストリートカルチャーをベースにしたオリジナルの服やグッズを販売しています。
漫画以外にもマルチな才能を発揮する井上三太の作品を、ぜひ堪能してみましょう。