「芦原妃名子の漫画」は兵庫県出身の漫画家・芦原妃名子による作品で、いくつか映像化もされています。
ここでは「芦原妃名子の漫画」の作風の紹介とお勧めの作品を紹介します。
「芦原妃名子の漫画」の作風ついて簡単に説明
少女から大人に至るまでの恋愛や過去と向き合うようなシリアスで重厚なストーリーが特徴です。
最近では見失っていた自分を取り戻す大人の女性の心情を丹念に描いたりと、どの作品でも繊細で綿密な人物描写が魅力です。
「芦原妃名子の漫画」のお勧め
通販でも「芦原妃名子の漫画」は購入できます。
お勧めの作品を3点紹介します。
「砂時計」
小学館の『Betsucomi』にて2003年から2006年まで連載されました。
主人公の12歳の少女・杏が両親の離婚で島根に引っ越して来る所から物語が始まります。
少女時代の苦しい時期に支えてくれた大悟との恋が成長するにつれ拗れていくなど、少女から大人の女性になっていく恋愛を丹念に描いています。
母親の自殺や友人の出生の秘密など、恋愛だけではない厚みのあるストーリーが人気となり、2007年にドラマ化・2008年に映画化されました。
「Piece」
小学館の『ベツコミ』にて2008年から2013年に連載されました。
大学生の水帆のもとに高校時代の同級生・はるかが亡くなったという連絡が入ります。
はるかの母親から、実ははるかは高校時代に妊娠しており、その相手を探してほしいと頼まれます。
そのことをきっかけに高校時代のクラスメイト達に話を聴いていきますが、同時に自分の嫌な記憶とも向き合うことになって…。
その重厚なストーリーで2012年にはドラマ化され、2013年に小学館漫画賞少女向け部門を受賞しました。
「セクシー田中さん」
小学館の『姉系プチコミック』にて2017年から連載しています。
優秀だけれど地味でお堅い40歳のOL・田中さんは、実は夜はベリーダンスのダンサーとしても顔を持っていて…。
「自分なんて」と卑下していたけれどベリーダンスと出会うことで本来の自分を見つけた田中さんと、そんな田中さんと出会って変わり始める打算OL・朱里。
女性たちが、自分自身を取り戻していく物語。
2023年にドラマ化が決定しています。
まとめ
「芦原妃名子の漫画」は、沢山の映像化作品もありどれも読み応えがバッチリ。
こちらを参考に、ぜひお気に入りの作品を見つけてみてください。