東まゆみはバトルファンタジー漫画の鬼才と言われています。
デビューは1995年、月刊少年ギャグ王掲載の「ナイトウォーカー!」になります。
月刊少年ガンガンにてサッカーマンガ「GET!」を、月刊ガンガンWINGにて「ヴァンパイア セイヴァー〜魂の迷い子〜」を、月刊少年ガンガン(すべてエニックス)にて「スターオーシャン セカンドストーリー」の連載を開始しました。
バトルファンタジーではなく、この頃はサッカーも題材にした作品も送り出していたのです。
2002年からは冒険ファンタジー「EREMENTAR GERAD」を連載しました。
この作品はアニメにもなり評判になりました。
「東まゆみ」の作風
東まゆみはデビュー前にアシスタントを天野こずえのもとでこなしています。
その際に他の人、しかもプロの生原稿が見れることで漫画家として生きるということの基礎を身に付けました。
バトルファンタジーマンガのアイディアは何か他のことをしている時に浮かび、それを使うことが多いようです。
特に新しいものに触れた時(映画、本、音楽、ゲーム等)「こんな話描いてみたい!!!」って触発されて、上から降りてくるようです。
「東まゆみの漫画」のお勧め
東まゆみの漫画は、ネットでも沢山取り扱われています。
沢山ある東まゆみの漫画のなかで、人気のある3作品についてご紹介します。
「EREMENTAR GERAD 」
中世を舞台に魔法に似た特殊な能力を操る主人公達が迫り来るさまざまな敵と戦いながら旅を続ける、典型的なRPG風の冒険ファンタジー作品です。
読んでいて、ものすごく作品の中に入りこんでしまいます。
「スターオーシャン セカンドストーリー」
作品自体の完成度は高く、ゲームと異なるオリジナル部分も良い感じになってます。
作中の謎が多いのもあって終盤のエナジーネーデ関連がわからないままで話は進みます。
だから当然レナの出生の謎も謎のままになっていますが、作品としては大変面白いです。
「ヴァンパイア セイヴァー 〜魂の迷い子〜」
カプコン開発の2D対戦型格闘ゲーム『ヴァンパイア』シリーズの第3作目『ヴァンパイア セイヴァー The Lord of Vampire』を下敷きにしたファンタジー漫画です。
当然、コミックでは、アレンジが加えられておりそれがコアなファンにはたまらないものになっています。
登場人物の性格などは原作ゲームと一致することもあれば、全く異なっている場合もあります。
まとめ
バトルファンタジー漫画の巨匠、東まゆみの作品をアニメでもコミックでも楽しめるものが多く、コンテンツが少し異なるのも楽しみの一つになっています。
是非、手に取って体感してみてください。