「彩花みんの漫画」は石川県七尾市出身の少女漫画家・彩花みんによる作品で、主に集英社の『りぼん』で連載されていました。
ここでは「彩花みんの漫画」の作風とお勧めの作品を紹介します。
「彩花みんの漫画」の作風ついて簡単に説明
ヒット作「赤ずきんチャチャ」のような、可愛らしい絵柄や少女漫画らしいファンタジーな設定に関わらず、スピード感のあるストーリーとギャグの応酬が特徴です。
少女漫画らしくないぶっ飛んだキャラクターが沢山登場する点も魅力です。
「彩花みんの漫画」のお勧め
通販でも「彩花みんの漫画」は購入できます。
お勧めの作品を3点紹介します。
「赤ずきんチャチャ」
1992年から2000年まで集英社の『りぼん』にて連載されていた、魔法使いの女の子・チャチャを主人公にしたギャグ漫画。
初期はチャチャと師匠の魔法使いセラヴィー、狼男のリーヤ、セラヴィーのライバルどろしー、その弟子しいねを中心とした一人前の魔法使いと認定されるための師匠・弟子鬼ごっこがメインです。
中盤になると茶チャチャ達は魔法学園に入学することになり、アクの強い同級生や先生達との学園コメディとして一層ギャグマンガ色が濃くなります。
その絵柄の可愛さに反してキレのあるギャグが人気を呼び、1994年にアニメ化しました。
しかし内容は驚くことに敵と闘う変身魔法少女ものとなり、登場人物以外全て原作と異なるという異例のアニメ化で読者を驚かせました。
「赤ずきんチャチャN(エヌ)」
集英社の『Cookie』にて、2000年に連載終了した「赤ずきんチャチャ」のまさかの続編として2011年から2019年まで連載されました。
チャチャ達が魔法界から飛び出しなんと東京に旅行に来て帰れなくなるという設定。
相変わらずの個性豊かなキャラクターとギャグの勢いで、当時少女だった「赤ずきんチャチャ」読者は懐かしさでニヤニヤすること必至です。
「ごん太を殺せ!」
彩花みんの1991年から1993年までの読み切りを集めた短編集。
表題の「ごん太を殺せ!」は、死神の少女・リオンが主人公。
デビュー作の「われらハイスクールヒーロー」も収録。
ギャグは「赤ずきんチャチャ」よりも抑えめですが、それぞれの話のテンポの良さはさすが。
「赤ずきんチャチャ」とはまた違う彩花みん作品が楽しめます。
まとめ
「彩花みんの漫画」は、可愛らしい絵柄とは裏腹の勢いのあるギャグが魅力。
こちらを参考に、ぜひお気に入りの作品を見つけてみてください。