「河内美雪」はいろいろな作品が発表されているものの、多くの作品が単行本化されていません。
ただし、通販サイトによっては取り扱いがある場合があります。
これから「河内美雪」の漫画を手に取ってみたい方のために、作者や作風、おすすめ作品について解説します。
「河内美雪」の作者や作風について簡単に説明
「河内美雪」本人や漫画の作風について解説します。
「河内美雪」とは
「河内美雪」とは、愛知県出身の日本の漫画家です。
血液型はA型です。
1991年7月、白泉社の『別冊花とゆめ』1991年夏の号に掲載の「告白の行方」にて1990年第15回アテナ新人大賞新人賞を樹所、同雑誌にてデビューをします。
その後、白泉社の少女漫画誌『花とゆめ』で作品を発表した、のちに同社の発行する青年漫画誌『ヤングアニマル』でも執筆活動を行いました。
「河内美雪」の漫画の作風について
「河内美雪」は少女漫画と青年漫画両方で活躍していたのが特徴です。
また、「花とゆめ」誌では珍しく、力強いタッチの絵とギャグを盛り込んだコメディー作品で注目を集めました。
1994年までの3年間に連載代表作3シリーズを立て続けに発表したものの、残念ながら多くの作品が単行本化されないまま商業誌から姿を消しています。
「河内美雪」のおすすめ
「河内美雪」の漫画は単行本化されたものが少なく、実店舗で取り扱いがない場合があります。
ただし、作品によっては通販サイトで購入できます。
これから「河内美雪」の漫画を購入したい方のために、通販サイトで取り扱いのあるおすすめ作品を紹介します。
「借金王キャッシュ」
バブル崩壊ですべてを失った北条家は、10億円の借金を抱えてバラック暮らしをはじめました。
それでも家族はのほほんと浮世離れした日々を送っています。
ところがお嬢様高校生の娘、政子は次第に貧乏暮らしが身に応えてくるよになります。
ある日、借金の取り立てに乗り込んできた高利貸しの手下、遠山が放った「このビンボー人が」という一言に切れ、闘争本能をむき出しにした別人格に豹変します。
バブル崩壊直後の経済が混乱した時代背景を、作者独特の力強く勢いのあるコメディーとして少女漫画に持ち込んだ異色の作品として著名です。
前半は借金返済の日々を描いた本編で、後半は学費が極端に安く悪名高い高校に復学した高校編で構成されています。
ヤクザとの駆け引きや格闘、流血に加え、当時既にギャグでしかなくなっていた「番長」との闘いなど、極めて少年漫画的なモチーフを全編にわたって展開されています。
まとめ
「河内美雪」の漫画の作者や作風、通販サイトで購入できるおすすめ作品を紹介しました。
気になる作品を見つけたら、ぜひ手に取ってみましょう。