「折原みと」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「折原みと」のお勧めの作品を紹介します。
「折原みと」について簡単に説明
「折原みと」とは、茨城県石岡市出身の少女漫画家、恋愛小説家として活動する人物です。
折原みとは、小学校の頃から漫画を描いており、高校時代は同人誌制作やコミックマーケットに参加していました。
高校卒業後は、映画監督を目指して上京しましたが、21歳の時に漫画家デビューを果たしました。
折原みとの代表作は、少女漫画では「神様の言うとおり!」や「るり色プリンセス」、少女小説では「時の輝き」や「アナトゥール星伝」などがあります。
他にも、さまざまな作品を生み出しています。
「折原みと」のお勧め
「折原みと」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「るり色プリンセス」
1987年から1989年にかけて、実業之日本社の『おまじないコミック』に連載されました。
新書版は全4巻、文庫版は全2巻で出版されています。
この作品は、両親を亡くした少女・るりが、異世界の王家の血を引くことを知り、超能力を目覚めさせて冒険する物語です。
るりは、人間界とプルシァンムーンという異世界を行き来しながら、幼なじみの透やプルシァンムーンの王子・シンとの恋にも揺れます。
この作品は、ファンタジーと恋愛要素が満載です。
「神様の言うとおり! 」
主人公は大橋鈴女という男性恐怖症の女の子で、聖マリアナ学園という女子校に通っています。
しかし、学園が共学になったことで、鈴女の生活は一変します。
留学生のボウイ・レインという男の子が現れて、鈴女を神(ゴッド)に任命します。
鈴女はゴッド・フォースという力を使って、悪魔(デビル)族と戦ったり、世界中の災害を止めたりすることになります。
鈴女はボウイとともに、地球の平和を守るために奮闘しますが、同時に恋の騒動にも巻き込まれます。
この作品は、実業之日本社の雑誌『パル』にて連載されました。
単行本は全11巻で、ホーム社から漫画文庫版も出版されました。
この作品は、折原みとの代表作のひとつであり、ファンタジーと恋愛が絡み合ったストーリーが楽しむことのできる作品です。
「時の輝き」
講談社X文庫から1990年から1992年まで全2巻が刊行された作品です。
この小説は、看護実習生の由花と癌に侵された初恋の相手・シュンチの切ない恋物語を描いています。
由花はシュンチの最期の時まで傍にいて、生命や愛の大切さを教えられます。
シュンチの妹・亜矢も登場し、彼女の成長や看護師としての夢も描かれます。
まとめ
「折原みと」は、自然や動物が好きで、犬を飼っていたり、ドッグカフェを経営していたりしました。
また、スキューバダイビングや小型船舶操縦士の資格を取ったり、日本の伝統文化を習ったりするなど、多彩な趣味を持っています。
折原みとは、現在も漫画や小説の執筆を続けており、オフィシャルブログで近況を報告しています。
ぜひ、さまざまな世界からインプとしたものを漫画に落とし込む折原みとの作品を楽しんでみましょう。