「大須賀めぐみ」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「大須賀めぐみ」のお勧めの作品を紹介します。
「大須賀めぐみ」について簡単に説明
「大須賀めぐみ」とは、千葉県出身で、1976年12月21日生まれの漫画家です。
2002年に「トンパチ」という作品でデビューを果たしました。
その後は、小学館の雑誌でいくつかの読み切りや短期連載を発表しましたが、2007年に週刊少年サンデーで伊坂幸太郎の小説「魔王」を原作とした「魔王 JUVENILE REMIX」を連載することで注目を集めました。
「大須賀めぐみ」のお勧め
「大須賀めぐみ」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「魔王 JUVENILE REMIX」
小学館の週刊少年サンデーで2007年から2009年まで連載された漫画作品です。
原作は伊坂幸太郎、漫画は大須賀めぐみというコンビで、伊坂の小説『魔王』を少年漫画向けにアレンジしたものです。
英語版タイトルは「MAOH JUVENILE REMIX」です。
物語は、他人に自分の考えていることを話させる能力「腹話術」を持つ高校生の安藤と、正義の自警団「グラスホッパー」を率いるカリスマ・犬養の対決を中心に展開します。
安藤は犬養が裏で暴力を振るっていることを知り、彼が魔王ではないかと疑います。
安藤の死後は、弟の潤也が主人公となり、兄の死の真相を追い、犬養との最終決戦に臨みます。
「Waltz」
小説家の伊坂幸太郎が原作、漫画家の大須賀めぐみが作画を担当した漫画作品です。
『魔王 JUVENILE REMIX』のスピンオフ作品で、殺し屋の蝉と岩西の出会いから蝉の成長していく姿を描いています。
この作品は、伊坂幸太郎の小説『グラスホッパー』や短編小説『首折り男の周辺』に登場する人物や設定をリミックスした形で展開しています。
「VANILLA FICTION」
サスペンスアクション漫画です。
小学館の月刊誌「ゲッサン」に2012年から2016年まで連載されました。
この作品の主人公は、佐藤忍というバッドエンドしか書けない小説家です。
彼はある日、廃ビルで傷ついた少女・牧野エリと出会います。
エリは神様の定めた「双六ゲーム」に参加しており、佐藤をパートナーに選びます。
このゲームのルールは、エリとパートナーが「とある地でエリとクッキーを食べねば世界が滅びる」というものです。
しかし、もう一組のパートナーである警察官の鞠山雪彦とその息子・ドラジェは、それを阻止しようとします。
佐藤とエリは、鞠山の送り込む刺客や罠から逃れながら、ゲームの目的地を目指すことになります。
まとめ
「大須賀めぐみ」の作風は、緻密な画面構成とリアルな人物描写が特徴的です。
時代劇や猫が好きで、自身の作品や他の作家の作品のカバーイラストにもそれらの要素が反映されています。
ぜひ、さまざまな人気作を描く大須賀めぐみの作品を楽しんでみましょう。
