「刑部真芯」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「刑部真芯」のお勧めの作品を紹介します。
「刑部真芯」について簡単に説明
「刑部真芯」とは、長崎県出身の漫画家です。
デビュー作は「ずっと言えなかったこと」で知られます。
そこからは、自身の趣味である「お人形集め」の要素を取り入れた独自の作風で、大人の男が幼女を自分好みに育てる『禁断シリーズ』で名を知られるようになりました。
このシリーズは、小学館の『Cheese!』に連載されていたもので、単行本は5巻まで発売されています。
その他にも、『モバイルフラワー』や『モーリッツの災難』などの作品を執筆しています。
「刑部真芯」のお勧め
「刑部真芯」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「禁断〜秘密の花園〜」
父と母を交通事故で亡くし、孤児院に預けられたところを加納毬也に引き取られた高瀬萌子は、毬也にお人形のように育てられました。
そんな中で、14歳になった萌子は、毬也に恋人として愛されていると思っていましたが、初潮を迎えたことで毬也の態度が変わってしまいます。
自分はただの遊びだったのかと苦悩する萌子は、毬也の友人である森津真や同級生の武蔵連太郎との関係にも揺れ動きながら悶々とした日々を過ごすこととなります。
特殊な環境で育った主人公のどうにもならない恋愛を描いた作品です。
「薔薇の鎖」
女性向けの恋愛漫画です。
主人公は、大財閥の令嬢であるすず子です。
彼女は、幼い頃から一緒に育った使用人の息子である鋼に恋をしています。
しかし、鋼はすず子に対して義務感しか持っていないようで、彼の本心がわからないまま、すず子はもどかしい思いを抱えています。
そんな2人の関係に、さまざまな障害が立ちはだかります。
鋼の過去、すず子の婚約者、すず子の父親の陰謀など、2人の恋を阻む要素が次々と登場します。
果たして、すず子と鋼は、目に見えない鎖に縛られたままでいるのでだろうか、それとも、本当の愛を見つけることがだろうかという、ハラハラ感を感じさせられる作品です。
「欲望と恋のめぐり」
刑部真芯の描く、怪しげな世界観の少女漫画です。
この作品は、小学館の雑誌『Cheese!』にて2001年から2003年まで連載されました。
全5巻が発売されています。
この作品の舞台は、世間から隔絶された全寮制の私立宝条学院という学校です。
この学校には、旧華族や貴族の血族が多数を占めており、高貴な雰囲気が漂っています。
しかし、その裏では、学院生たちの間で妖しげな愛のドラマが繰り広げられています。
そして、主人公は、その学校の裏の世界に巻き込まれていくこととなります。
まとめ
「刑部真芯」の作品は、ロリータ・コンプレックスや性的な描写が多いことが特徴的です。
ただ、いやらしいだけでなく、ストーリーに重厚感があることでも知られます。
ぜひ、多様な世界観のエロスを表現する刑部真芯の作品を楽しんでみましょう。