「イノウエ」はどのような作品を生み出したのでしょうか。
今回は、「イノウエ」のお勧めの作品を紹介します。
「イノウエ」について簡単に説明
「イノウエ」とは、旧ペンネームとして井上小春の名でも活動していた埼玉県出身の漫画家です。
2015年に新世代サンデー賞で努力賞を受賞した後に、2016年には『魔王の飼い方』が第78回小学館新人コミック大賞の少年部門で佳作を受賞しました。
この作品は、週刊少年サンデーSで読切として掲載されたことでも知られます。
イノウエの代表作としては、やはり『死神坊ちゃんと黒メイド』が挙げられます。
この作品は、2017年から2022年までサンデーうぇぶりで連載された人気作品です。
全16巻の長編ファンタジー漫画で、死神の少年と彼に仕える黒メイドの冒険と絆を描いています。
この作品は、多くの読者から高い評価を得ており、2021年にはテレビアニメ化もされました。
「イノウエ」のお勧め
「イノウエ」のお勧めの商品を3種類紹介します。
「死神坊ちゃんと黒メイド」
触れたもの全てを死なせてしまう呪いをかけられた貴族の坊ちゃんと彼を守るために仕える黒メイドのアリスの物語です。
坊ちゃんは、アリスに恋心を抱くが、触れることができない悲しみと、彼女の秘密に気づく恐怖とに苛まれます。
その一方で、アリスは坊ちゃんの呪いを解く方法を探すが、その過程で死神や魔女などの存在と対峙することになります。
コメディとホラーが交錯するダークファンタジー漫画です。
「君の刀が折れるまで 〜月宮まつりの恋難き〜」
剣道部に所属する高校生の月宮まつりは、幼馴染の藤原悠斗に片思いしています。
しかし、悠斗は剣道のライバルである桜井真琴に惹かれていることを知り、ショックを受けます。
そんな折に、まつりは不思議な力を持つ刀「鬼切丸」に出会うこととなります。
鬼切丸はまつりに悠斗と付き合う方法を教えてくれるが、その代わりにまつりは鬼切丸と契約しなければなりません。
契約の内容は、鬼切丸が折れるまで剣道で勝ち続けることです。
もし負けたら、まつりは鬼切丸と一緒に死ぬことになります。
恋と剣道に奮闘する青春ラブコメディ作品です。
「ボクノマリ」
小学生のマリは、母親が亡くなってから父親と2人暮らしをしています。
マリは父親に負担をかけないように、母親の代わりに家事や料理をするようになります。
しかし、父親はマリのことを気遣って再婚することを決めます。
マリは新しい母親や兄弟と仲良くなろうと努力するが、なかなか上手くいきません。
そんな家族の絆や友情を描くハートフルストーリーです。
まとめ
「イノウエ」は、活動を開始したのが2015年であるため、まだまだ若手に分類される漫画家です。
しかし、着実にさまざまな賞を受賞し、さまざまな少年漫画で人気を博しています。
ぜひ、一度イノウエの漫画に触れてみてはいかがでしょうか。